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SEC主任会計官が、コンバージェンスについて語る

IAS Plus 2015.09.18

SECの主任会計官室主任会計官ジェームス・シュヌアー氏は、コンバージェンスについて議論し、彼自身は、「今後数か月のうちに、進むべき方向性についてより明確にできると楽観視している」と説明した。(IAS Plus 2015.09.18)

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ワシントンD.Cで開催された米国公認会計士協会(AICPA)の会議で、米国証券取引委員会(SEC)の主任会計官室主任会計官ジェームス・シュヌアー(James Schnurr)氏は、コンバージェンスについて議論し、彼自身は、「今後数か月のうちに、進むべき方向性についてより明確にできると楽観視している」と説明した。

シュヌアー氏は、収益認識に関するIASBおよびFASBのコンバージェンスされた基準、ならびに信用減損に関して類似しているがコンバージェンスされていない要求事項を議論することで、スピーチを始めた。両方のケースで、彼は、相互の協力ならびにお互いからおよび新基準の適用から学習することによる便益を強調した。次に、彼は、IFRSのトピックおよびコンバージェンスそれ自身に話を向けた。彼は、当該状況に関して彼の評価を繰り返し、今年5月にニューヨーク市のバルーク(Baruch)大学で開催された財務報告会議で表明した事項を聴衆にリマインドした。彼は、2014年12月にSEC委員と共に最初に提案した「第4のオプション」(国内の発行者に補完的にIFRSに基づく情報を提供することを要求するのではなく、許容するオプション)を議論しているとも述べた。しかし、彼は、当分の間、継続的な協働が、一組の高品質なグローバルな会計基準というさらなる目的への唯一の現実的な道であると考えている。

「個人的な見解では、FASBおよびIASBは、短期間では、基準をコンバージェンスすることに焦点を置き続けるべきである。両審議会は、協働するためコミットメントを再確認すべきであり、関係者のニーズを満たし、財務報告の質を改善する場合はいつでも、IFRSと米国会計基準との差異を取り除く基準を開発すべきである。両審議会は、主に異なるニーズを有する異なる関係者に奉仕しているので、基準設定プロセスの間に相違を常に取り除くことはできないと理解している。しかし、基準間に相違が生じる場合、両審議会は、適用から学習すること、および高品質の財務報告結果を伴うような基準のコンバージェンスを行うことを目標として、相互に再検討する(re-engaging)ことを目的として、それらの基準の適用をモニターすべきである」。


スピーチ全文(SECのWebサイト-英語)

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