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国際会計基準審議会(IASB)が、9月の会議を受けて作業計画表の更新を公表

IAS Plus 2015.09.26

国際会計基準審議会(IASB)は、9月の会議を受けて作業計画表を更新した。(IAS Plus 2015.09.26)

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国際会計基準審議会(IASB)は、9月の会議を受けて作業計画表を更新した。「3ヶ月以内」、「6ヶ月以内」および「6ヶ月超」の区分からなる新しい表示形式のため、前回更新された作業計画表からの変更を追跡することが難しく、IASBが今回区分を変更していないプロジェクト全てにおいて(7月末の更新以来)2ヶ月間の遅延が発生している可能性がある。しかし、数少ない変更の中でもリースの新基準については、IASBが年内に最終化を見込んでいることが確認できる。

主要なプロジェクトでは、唯一リース・プロジェクトの区分が変更された。「6ヶ月以内」から「3ヶ月以内」へ変更されたことにより、IASBはリースの最終基準の発行を今年中に予定していることが論理的に推察される。それ以外の他の主要なプロジェクトについては、次のステップが7月末に更新された作業計画表から2ヶ月間後ろ倒しになっている可能性がある。

適用プロジェクトでは、IFRS第9号とIFRS第4号の異なる発効日から生じる矛盾に対応する公開草案の公表が追加された。この修正案にはオーバーレイ・アプローチと延期アプローチが含まれている。公開草案の公表は「3ヶ月以内」に予定されている。

最後に、以下の適用プロジェクトについては区分が「6ヶ月以内」から「3ヶ月以内」へ変更されている。
• 「適用後レビューから生じる明確化(IFRS第8号の修正案)」に係る公開草案の公表
• 「IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」の明確化―TRGでの議論から生じた論点」に係るプロジェクトの方向性の決定
• 「制度改訂、縮小、又は清算時の再測定/確定給付制度化からの返還の利用可能性(IAS第19号及びIFRIC第14号の修正案)」に係るプロジェクトの方向性の決定

上記以外の他の適用プロジェクトについても、7月末に更新された作業計画表以降、次のステップが2ヶ月間後ろ倒しになっている可能性がある。

作業計画表(2015年9月25日更新) (IASBのWebサイト:7月末に採用された新しい表示区分を説明した「作業計画表ガイド」も掲載)
Deloitteのプロジェクト・ページ (IAS Plus 英語版)

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