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IASBが、年次改善プロジェクト(2014-2016年サイクル)における修正案を公表

IAS Plus 2015.11.19

IASBは、「IFRSの年次改善(2014-2016年サイクル)」の公開草案を公表した。IASBの年次改善プロジェクトの結果として、本公開草案は、3つの国際財務報告基準(IFRSs)の修正案を含んでいる。コメント期限は、2016年2月17日である。 (IAS Plus 2015.11.19)

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国際会計基準審議会(IASB)は、「IFRSの年次改善(2014-2016年サイクル)」の公開草案を公表した。IASBの年次改善プロジェクトの結果として、本公開草案は、3つの国際財務報告基準(IFRSs)の修正案を含んでいる。コメント期限は、2016年2月17日である。

IASBは、他の主要なプロジェクトの一環に含まれておらず、必要であるが、緊急ではないIFRSsの修正となる年次改善のプロセスを利用する。

本公開草案は、以下の修正を提案する。
 

IFRS

修正事項

IFRS第1号(IAS Plus-英語版※1)

「国際財務報告基準の初度適用」

意図した目的を果たしたため、IFRS第1号E3-E7項の短期的な免除を削除する。

IFRS第12号(IAS Plus-英語版※2)

「他の企業への関与の開示」

B10-B16項を除き、IFRS第12号の開示要求事項を、IFRS第5号(IAS Plus-英語版※3)「売却目的で保有する非流動資産及び非継続事業」に従い、売却目的保有、分配目的保有、または非継続事業として分類されている、IFRS第12号5項に列挙されている 企業の関与に適用することを明示することで、基準の範囲を明確化する。

IAS第28号(IAS Plus-英語版※4)

「関連会社及び共同支配企業に対する
投資」

当初認識時に、ベンチャー・キャピタル組織、または他の適格企業である企業によって保有されている関連会社、または共同支配企業を純損益を通して公正価値で測定することを選択することが、投資ごとのベース(investment-by investment basis)で関連会社、または共同支配企業に適用できることを明確化する。

 

ED/2015/10「IFRSの年次改善(2014-2016年サイクル)」は、いずれの修正案に対しても発効日案を含んでいない。発効日は、公開期間後に決定される。

※1≫IFRS 1 — First-time Adoption of International Financial Reporting Standards(IAS Plus-英語版)
※2≫IFRS 12 — Disclosure of Interests in Other Entities(IAS Plus-英語版)
※3≫IFRS 5 — Non-current Assets Held for Sale and Discontinued Operations (IAS Plus-英語版)
※4≫IAS 28 — Investments in Associates and Joint Ventures (2011) (IAS Plus-英語版)

プレス・リリース(IASBのWebサイト-英語)
公開草案(PDF:IASBのWebサイト-英語)
Annual improvements-2014-2016 cycle(IAS Plus-英語版)

IFRS in Focus 「IASBが、年次改善プロジェクト(2014-2016年サイクル)における修正案を公表」

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