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SEC主任会計士が、収益認識に関してコメントする

IAS Plus 2016.03.24

SECの主任会計士のジム・シュヌアー(Jim Schnurr)氏が、新しい収益基準の継続する移行活動に関して彼の見解および観点を伝えた。(IAS Plus 2016.03.24)

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フィラデルフィアで開催された会計および報告に関する会議(accounting and reporting congress)で、米国証券取引委員会(SEC)の主任会計士のジム・シュヌアー(Jim Schnurr)氏が、新しい収益基準の継続する移行活動に関して彼の見解および観点を伝えた。

シュヌアー氏が詳細に述べた見解の一つに、コンバージェンスされた収益認識基準の適用上生じる解釈上の論点を基準設定主体に知らせ、実務上の不統一を解決するために、どのような行動が必要か決定することを支援する、IASBとFASBによって共同で組成された収益移行リソース・グループ(TRG)(デロイトのIAS Plus-英語※1)のステータスがあった。

今年の1月に、IASBは、TRG会議に今後参加しないことを公表(※2)し、「IASBは現在、関係者が、IFRS第15号のこれ以上の変更がない事を確信して適用プロセスを継続できる事を知る必要があるという見解を有している」と言及した。FASBは、適用上の問題に対処することを継続し、2016年には3回のTRG会議(FASBのWebサイト-英語※3)を予定していることを2月に公表(※4)した。

この動向に関して、シュヌアー氏は、以下のようにコメントした。

「基準設定を必要とする主要な実務上の論点が、作成者、監査人および基準設定主体の適用上の活動を通して識別されることに関して、私は楽観的であるが、TRGプロセスによって便益を得る多くの問題が依然としてある。次に予定されているFASBのTRG会議でのIASBのTRGの共同参加なしに、IFRS作成者の観点がない米国会計基準のレンズを通して、IFRS第15号が解釈される可能性があることに懸念がある。」

彼は、IFRS作成企業は、「FASB TRGによる議論で検討されるべき重要な要因を有していると考える範囲で、FASBスタッフおよびFASBのTRG参加者にインプットを提供できる」ことを提案までした。彼は、最低限、SEC登録企業が、TRGの合理的な方針の選択および適用を知らせる、TRGの議論および議事録をモニターすることを期待すると述べた。

スピーチ全文(SECのWebサイト-英語)

※1≫’Joint Transition Resource Group for Revenue Recognition’(IAS plus-英語)

※2≫「IASBがTRGの再度の会合を予定していないと言及」(デロイト トーマツのWebサイト)

※3≫’Meetings’(FASBのWebサイト-英語)

※4≫「収益認識に関する移行リソースグループ(TRG)のFASB関係者は会議を継続予定」(デロイト トーマツのWebサイト)

 

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