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国際会計基準審議会(IASB)が、12月の会議を受けてワーク・プランの更新を公表

IAS Plus 2017.12.18

国際会計基準審議会(IASB)は、12月の会議を受けてワーク・プランを更新した。(IAS Plus 2017.12.18)

国際会計基準審議会(IASB)の2017年12月の会議を受けて、会議の結果に伴う変更および12月のその他の進展を理解するために、ワーク・プランを分析した。数多くの変更が行われている。

以下は、2017年11月17日の最近の分析からワーク・プランに行われたすべての変更の分析である。


メンテナンス・プロジェクト

  • 会計方針および会計上の見積り(IAS第8号の修正)-公開草案は、現在2018年3月を予定している(前回は2018年第1四半期であった)。
  •  会計方針の変更(IAS第8号の修正)-公開草案は、現在2018年3月を予定している(前回は2018年第1四半期であった)。
  •  有形固定資産:意図した使用前の収入(IAS第16号の修正)-次のマイルストンは、現在修正IFRSの公表を予定している。予定日は示されていない。


基準設定プロジェクト

  • 概念フレームワーク-公表は、現在2018年3月を予定している(前回は、2018年第1四半期であった)。
  • 重要性の定義(IAS第1号およびIAS第8号の修正)-公開草案のフィードバックに関するディスカッションは、現在2018年3月に予定されている(前回は、2018年2月であった)。
  • 料金規制対象活動-ディスカッション・ペーパーまたは公開草案は、現在2019年に予定されている(前回は2018年上半期であった)。


リサーチ・プロジェクト

  • 動的リスク管理-ディスカッション・ペーパーは、現在2019年に延期された(前回は2018年下半期であった)。
  •  IFRS第13号「公正価値測定」の適用後レビュー―情報提供の依頼のフィードバックは、現在2018年1月に予定している(前回は2017年12月であった)。
  • 開示原則-ディスカッション・ペーパーのフィードバックに関する議論は、現在2018年3月に予定されている(前回は2018年第1四半期であった)。


その他のプロジェクト

  • 2017年の年次改善に関するIFRSタクソノミの更新―更新案が2017年に公表された。本プロジェクトは、現在、2018年1月29日を締切とするコメントのフィードバックの段階にある。公開草案のフィードバックに関するディスカッションは2018年2月に予定されている。
  • IFRS第17号「保険契約」に関するIFRSタクソノミの更新-最終更新は、現在2018年1月を予定している(前回は、2017年12月であった)。
  • 負の補償を伴う期限前償還要素(IFRS第9号の修正)に関するIFRSタクソノミの更新-更新案のフィードバックに関するディスカッションは、現在2018年2月を予定している(前回は、2018年第1四半期であった)。

IASBは、12月の会議におけるディスカッションの結果として、ウェブサイトに2つの新しいプロジェクトを追加しているが、ワーク・プランにはまだ反映されていない。

  • 契約が不利かどうかの評価に当たり考慮されるコスト
  • 初度適用企業としての子会社

さらに、「IFRSの年次改善(2015年-2017年サイクル)」の公表により、ワーク・プランが変更されている。これには、(1)資本化に適格な借入コスト、(2)資本に分類される金融商品に係る支払の法人所得税への影響(IAS第12号の修正)、および(3)共同支配事業において従来保有していた持分(IFRS第3号およびIFRS第11号の修正)のワーク・プランからの削除が含まれる。

上記は、2017年11月17日と2017年12月18日のワーク・プランの忠実な比較である。

作業計画表(IASBのWebサイト-英語)
Deloitteのプロジェクト・ページ (IAS Plus-英語)

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