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国際会計基準審議会(IASB)が、9月の会議を受けてワーク・プランの更新を公表 

IAS Plus 2018.09.25

採掘活動、IBOR改革と財務報告への影響、資産のリターンに基づく年金給付、開示イニシアティブ-会計方針、概念フレームワークへの参照の更新、が新プロジェクトとして追加された。基本財務諸表がリサーチ・プロジェクトから基準設定プロジェクトに変更された。

国際会計基準審議会(IASB)の2018年9月の会議を受けて、会議の結果に伴う変更および7月に改訂されたワークプランからのその他の進展を理解するために、ワーク・プランを分析した。6つの新しいプロジェクトがワークプランに追加された。

 

以下は、2018年7月20日(デロイト トーマツのWebサイト-※1)の最近の分析からワーク・プランに行われたすべての変更の分析である。

 

基準設定プロジェクト

  • 基本財務諸表-9月の会議における審議(IAS Plus-英語 ※2)の後、IASBは本プロジェクトをリサーチ・プロジェクトから基準設定プロジェクトに移すことを決定した。
     

メンテナンス・プロジェクト

  • 負債の流動又は非流動としての分類(IAS第1号の修正)-9月の会議における審議(IAS Plus-英語 ※3)の後、IASBは、次のマイルストンは修正IFRSの公表になることを決定した。予定日は示されていない。
  • 事業の定義(IFRS第3号の修正)(IAS Plus-英語 ※4)-修正IFRSの公表は、2018年10月に延期された。(以前は2018年9月に予定されていた。)
  • 開示イニシアティブ-会計方針-新しくワークプランに追加された。IASBは本項目を9月の会議で議論(IAS Plus-英語 ※5)した。ワークプランでは公開草案のドラフトが言及されているが、予定日は示されていない。
  • 概念フレームワークへの参照の更新(IFRS第3号の修正)-新しくワークプランに追加された。IASBは2018年11月の会議でプロジェクトの方向性を決定する予定である。

 

リサーチ・プロジェクト

  • 採掘活動-新しくワークプランに追加された。IASBは本項目を9月の会議で議論し、リサーチのレビューを予定している。予定日は記載されていない。
  • IBOR改革と財務報告への影響-新しくワークプランに追加された。IASBはプロジェクトの方向性を2018年第4四半期に決定することを予定している。
  • 資産のリターンに基づく年金給付-新しくワークプランに追加された。IASBは2019年下半期にリサーチのレビューを行うことを予定している。
  • 株式に基づく報酬-プロジェクト要約は2018年9月の予定であったが、現在は2018年10月に予定されている。

 

その他のプロジェクト

  • 2018年の全般的な改善に関するIFRSタクソノミの更新-新しくワークプランに追加された。更新案は2018年第4四半期に予定されている。
  • 一般的実務(Common Practice)(IFRS第13号)に関するIFRSタクソノミの更新(IAS Plus-英語 ※6)-IASBは2018年9月20日に本更新を公表した。ワークプランは現在、IASBが2019年第1四半期にフィードバックを分析するとしている。

 

上記は、2018年7月20日と2018年9月25日のワーク・プランの忠実な比較である。現在のIASBワーク・プランについては、いつでもこちら(IASB-英語 ※7)からアクセスできる。

 

※1》「国際会計基準審議会(IASB)が、7月の会議を受けてワーク・プランの更新を公表 」(デロイト トーマツのWebサイト)
※2》 ‘Primary financial statements’(IAS Plus-英語)
※3》 ‘Classification of liabilities as current or non-current (amendments to IAS 1)’(IAS Plus-英語)
※4》 ‘IFRS 3 -Definition of a business’(IAS Plus-英語)
※5》 ‘Disclosure Initiative’(IAS Plus-英語)
※6》 ‘XBRL -eXtensible Business Reporting Language’(IAS Plus-英語)
※7》 ‘Work plan’(IASB-英語)

 

作業計画表(IASBのWebサイト-英語)
Deloitteのプロジェクト・ページ(IAS Plus-英語)

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