https://author.deloitte.com/assetdetails.html/content/dam/Deloitte/jp/Images/header_images/all/jp-all-l-062.jpg

ナレッジ

IASB、2つのプロジェクトを完了し、プロジェクトの要約を公表 

IAS Plus 2019.02.28  

IASBは、「「IFRS第8号「事業セグメント」の改善」(IFRS第8号及びIAS第34号に対する修正)のプロジェクトの要約」及び「IFRS基準における割引率のプロジェクトの要約」を公表した。IASBは、これらのプロジェクトに関して、追加の作業は実施しない。

IASBは、「「IFRS第8号「事業セグメント」の改善」(IFRS第8号及びIAS第34号に対する修正)のプロジェクトの要約」及び「IFRS基準における割引率のプロジェクトの要約」を公表した。IASBは、これらのプロジェクトに関して、追加の作業は実施しない。

2012年に、IASBはIFRS第8号「事業セグメント」の適用後レビューを開始し、その後、レビューの発見事項を要約した報告書及びフィードバック文書を公表した2017年3月に、IASBは、公開草案ED/2017/2「IFRS第8号「事業セグメント」の改善」(IFRS第8号及びIAS第34号に対する修正案)(デロイト トーマツのWebサイト-※1)において、当該レビューからの発見事項に対処することを提案した。しかし、EDに対するフィードバックでは、IASBの提案のいくつかは既存の要求事項により対処することができ、他の提案はレビューからの発見事項に対処するためには効果的ではなく、残りの提案は追加的なコストを正当化するような投資家への情報についての十分な改善の結果とならないことが明らかになった。したがって、IASBは、EDにおいて提案された修正を進めないことを決定した。そして、本日公表されたプロジェクトの要約により、本プロジェクトは完了した。

割引率についてのプロジェクトは、アジェンダ協議2011(デロイト トーマツのWebサイト-※2)におけるフィードバックの結果である。そこでは、関係者が、様々なIFRSの下での割引率の要求事項の違いの理由が良く理解されておらず、整合していないと考えられるとコメントした。したがって、IASBは2014年から2017年まで、IFRSにおける割引率に関連する要求事項間での不整合の理由を調査し、IASBがそれらの不整合に対処することを検討するべきかどうかを評価するリサーチ・プロジェクトを実施した。IASBの調査では、場合によっては、異なる基準が異なる測定基礎を適用しているため、IFRSにおける割引率に関連する要求事項間に不整合が生じることが発見された。異なる基準が、異なる時期及び異なる分野に焦点を当てて開発されているための不整合も、いくつか存在している。IASBは、これらの発見事項を他のプロジェクトに利用するが、割引率についての独立のプロジェクトを進める計画はない。したがって、このプロジェクトは、プロジェクトの要約を公表することにより完了した。

以下の情報が、IASBのWebサイト(英語)から入手可能である。

プレスリリース

IFRS第8号についてのプロジェクトの要約(132.59KB,PDF)

割引率についてのプロジェクトの要約(178.76KB,PDF)

 

※1》IFRS in Focus 2017.03.30「IASBがIFRS第8号の改善を提案」(デロイト トーマツのWeb サイト)
※2》IFRS in Focus 2011.08.04「IASB「アジェンダ・コンサルテーションに関する意見の募集を公表」(242.81KB,PDF-デロイト トーマツのWeb サイト)

 
お役に立ちましたか?