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ヘッジ会計の改良:リスク管理のより密接な反映

IFRS in Focus 2013.11.25

IASBは、IFRS第9号の一部を構成する新たなヘッジ会計のガイダンスを最終化した。(IFRS in Focus 2013.11.25)

IASBは、IFRS第9号の一部を構成する新たなヘッジ会計のガイダンスを最終化した。しかし、IFRS第9号を適用する企業は、IAS第39号またはIFRS第9号におけるヘッジ会計モデルのいずれを適用するかについて、会計方針の選択を有する。IASBは、マクロ・ヘッジ・プロジェクトの作業を最終化する際に、この会計方針の選択について再検討する予定である。

IFRS第9号におけるヘッジ会計の要求事項は、非常に厳格であり、リスク管理方針を反映することができないと考えられることが多かったIAS第39号に対する批判に対応して導入された。

これまで2015年1月1日であったIFRS第9号の発効日は削除されたが、引き続き早期適用は認められる。

IFRSセンター・オブ・エクセレンス日本は、このニュースレターの日本語訳版を公表した。

『IFRS in Focus ― ヘッジ会計の改良:リスク管理のより密接な反映』
英語版 (IAS Plus)

(319KB,PDF)
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