ナレッジ

IASB は、会計方針の開示に関してIAS第1号および IFRS実務記述書第2号を修正  

IFRS in Focus 2021.02.15

2021年2月12日にIASBが公表した「会計方針の開示」(IAS第1号「財務諸表の表示」及びIFRS実務記述書第2号「重要性の判断の行使」の修正)を取り扱っている。

本IFRS in Focusは、2021年2月12日にIASBが公表した「会計方針の開示」(IAS第1号「財務諸表の表示」及びIFRS実務記述書第2号「重要性の判断の行使」の修正)を取り扱っている。

  • 本修正は、会計方針の開示に関するIAS第1号要求事項を変更し、企業は、重要な(significant)会計方針に代わって、重要性のある(material)会計方針を開示する。
  • IAS第1号の修正は、企業がどのように重要性のある会計方針を識別することができるかを説明するために行われ、会計方針に重要性がある可能性が高い場合の例が追加される。
  • 本修正を支援するために、IASBは、IFRS実務記述書第2号に記載されている「4段階の重要性プロセス」の適用を説明し、明示するガイダンスおよび例も開発した。
  • IAS第1号の修正は、2023年1月1日以後に開始される事業年度に発効し、将来に向かって適用される。早期適用は認められる。


IFRSセンター・オブ・エクセレンス日本は、このニュースレターの日本語訳を公表した。
 

『IFRS in Focus-IASB は、IASB は、会計方針の開示に関してIAS第1号および IFRS実務記述書第2号を修正』


 ≫英語版 (IAS Plus)
 ******************************************
 IFRSサイト トップページはこちら

 

(918KB,PDF)
お役に立ちましたか?