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IFRS財団の評議員会は、国際サステナビリティ基準審議会に対応するためにIFRS財団の定款の修正を提案する
IFRS in Focus 2021.05.04
2021年4月にIFRS財団が公表した公開草案「IFRSサステナビリティ基準を設定する国際サステナビリティ審議会に対応するための、IFRS財団定款の的を絞った修正案」と、一緒に公表されたフィードバック文書「サステナビリティ報告に関する協議ペーパー」について要約している。
本IFRS in Focusでは、2021年4月にIFRS財団が公表した公開草案「IFRSサステナビリティ基準を設定する国際サステナビリティ審議会に対応するための、IFRS財団定款の的を絞った修正案」と、一緒に公表されたフィードバック文書「サステナビリティ報告に関する協議ペーパー」について要約している。
- 評議員会は、IFRS財団のガバナンス構造の中で新しい審議会を創設するため以下を含む定款の修正を提案している。
-IFRS財団の目的は、公益に資するよう、明確に記述された原則に基づく、高品質で理解可能な、強制力のある国際的に認められるサステナビリティ基準の単一のセットを開発することを含むように拡大される。
-評議員会は、新しい審議会を「国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)」と名付けることを提案する。新しい審議会の基準は、「IFRSサステナビリティ基準」と名付ける。
-ISSBは、通常14名のメンバーで構成される。ISSBのメンバーは、評議員会によって任命される。少数のISSBのメンバーは、非常勤のメンバーであることが可能となる。ISSBのメンバーの主要な適格要件は、専門的能力と関連性のある専門的な経験である。議長は、副議長候補と同様に、常勤のメンバー中から評議員会により選任される。
- 2021年7月29日のコメントレターの締切後、評議員会は定款の修正案に関するコメントの分析をレビューする。
IFRSセンター・オブ・エクセレンス日本は、このニュースレターの日本語訳を公表した。
『IFRS in Focus-IFRS財団の評議員会は、国際サステナビリティ基準審議会に対応するためにIFRS財団の定款の修正を提案する』
≫英語版 (IAS Plus)
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