セミナー「新市場区分への対応 ~M&A、IR、法務の視点から~」(2021年7月9日) ブックマークが追加されました
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セミナー「新市場区分への対応 ~M&A、IR、法務の視点から~」(2021年7月9日)
証券市場関連セミナー開催報告レポート
デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社と昨年11月にデロイト トーマツ グループにジョインした株式会社TMACは、東京証券取引所より発表された2022年にスタートする新市場区分に着目し2021年7月9日に「新市場区分への対応 ~M&A、IR、法務の視点から~」セミナーを開催しました。
本ページでは、開催レポートとして講演内容の目次をご紹介します。
「開会のご挨拶」
デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社
代表執行役社長 福島 和宏
2022年4月より東京証券取引所の新市場区分がスタートします。上場企業にとっては中長期的な成長戦略について、証券市場と対話していく契機となるものと考えています。流通株式、時価総額や売買代金等の定量的な基準、そしてコーポレートガバナンスの体制等の定性的な基準に照らして、上場企業が自社を見つめ直すよい機会となり、改めてM&Aの取り組みも含めて、証券市場に自社の成長戦略をどのように伝え、対話を継続していくのか、上場企業としてのスタンスが問われていると感じています。
「新市場区分の概要について」
株式会社東京証券取引所
取締役 専務執行役員 小沼 泰之氏
- 市場区分見直しの背景
- 新しい市場区分の概要
- 新市場区分への移行プロセス
「近時の市場環境に対応するための法務戦略」
長島・大野・常松法律事務所
パートナー 弁護士 三笘 裕氏
- 近時の日本の証券市場・上場企業改革の概観
- ガバナンスの強化、アカウンタビリティの向上
- 経営の効率化
- 株式保有構造の変化
- 東証の制度改革
- 具体的な法務戦略
「証券市場で評価されるM&A戦略」
株式会社TMAC
代表取締役社長 古川 英一
- 時価総額とM&A
- 各企業のM&A戦略:水平型の事例、垂直・水平型の事例、多角化型の事例
- 証券市場で評価されるM&A
「機関投資家株主がバリュエーションにもたらすインパクト」
株式会社インベスチャー
代表取締役社長 松元 勲氏
- 機関投資家の資金を導入するメリットと方法
- 機関投資家株主の投資スタイル別種類
- パッシブファンドに席巻されつつある株式市場
- ジャッジメンタルファンド株主を開拓する意義
- マイクロキャップファンドの市場
- ジャッジメンタルファンドの資金獲得のインパクト
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