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Day1対応実行支援

PrePMIフェーズに豊富な実績と経験を有する専門家が、Day1対応プロジェクトの立ち上げからDay1に向けた事務局・各分科会の活動をサポートします。

DA(最終契約書)/SPA(株式譲渡契約書)締結~クロージング(Day1)のPrePMIフェーズでは、DA/SPAに記載のクロージングタスクだけでなく、Day1に向けた業務設計やIT環境の構築、TSAの詳細検討等、実施すべきことが多岐にわたります。特にカーブアウト取引の場合、移管対象(従業員・資産・許認可等)の最終化やバックオフィス機能(経理・人事・IT等)の構築等が必要となります。Day1までの限られた期間の中でDay1対応を実施するためには、速やかにDay1対応プロジェクトを立ち上げることが重要です。

PrePMIフェーズに豊富な実績と経験を有する専門家が、Day1対応プロジェクトの立ち上げからDay1に向けた事務局・各分科会の活動をサポートします。以下に記載の事務局・IT分科会・経理分科会のご支援に加え、人事や法務等の分科会をご支援しております。

事務局支援

PrePMIフェーズにおいては、各分科会が同時並行で検討を進めるため、全体管理・旗振り役となる事務局の役割は重要です。各分科会が個別に検討を進めると、タスクの漏れや分科会間での認識齟齬が発生するリスクがあるため、事務局がプロジェクトの方針やタスクを見える化し、全体の平仄を合わせて推進する必要があります。また、クロージングの遅滞なく確実にDay1を迎えるためには、タスクの遅延や想定外の事象に対してすぐに対応策を検討し迅速にリカバリする必要があり、事務局にはリスクの早期検知や各分科会への対応を指示できる体制の構築が求められます。

PrePMIフェーズにおける事務局/分科会支援とプロジェクトマネジメントの豊富な実績と経験を有する専門家が、Day1対応プロジェクトの立ち上げからDay1までの事務局の活動をサポートします。

IT分科会支援

Day1に向けて、アプリケーションやインフラ構成、セキュリティ対策やIT規程の整備まで、短期間でIT環境を整備する必要があります。弊社ではM&AとITに精通した専門家により、Day1までの限られた期間の中でリスクを見極めながら確実なDay1を迎えられるよう、システム統合方針の検討からシステム開発計画策定・実行までDay1に向けてワンストップでご支援します。

  • Day1向け実務支援(IT関連のTSA対応など)
    Day1を迎えるにあたりTSA締結が必要な場合は、業務・システムの現状を踏まえてTSAで提供される範囲・サービス内容・期間・コスト等の把握し、交渉事項を整理し交渉の支援からTSAマークアップ対応までご支援します。また、Day1に向けての社名・ロゴの変更やIT関連の契約切替等のDay1に向けた対応事項を洗い出し計画策定から実行管理までご支援します。
  • システム統合計画策定・実行支援
    Day1以降のシステム統合方針、ロードマップを策定し、実行に向けた準備(システム開発ベンダー向けRFP作成、ベンダー選定、評価、PJ立上)をご支援します。また、システム統合方針を踏まえたDay1時点での最適なシステム構成を検討します。
     

経理分科会支援

Day1に向けて決算対応や業績管理、経理オペ―レーションや規程の整備等、経理領域における検討は多岐に渡ります。弊社経理財務の専門家の知見・知識や弊社の豊富なナレッジを活用してDay1対応における勘所を見極め、最適なDay1対応計画およびその実行面を支援することでプロジェクトを成功に導きます。

  • 財務会計領域
    単体・連結決算や税務対応、日次の経理オペレーション等、制度会計上での対応事項についてご支援します。Day1対応に向けた論点出し・実行計画策定から、個別の会計論点(連結範囲/開示セグメント、連結PKG、決算スケジュール、勘定科目体系、時価評価等)の検討に基づく業務プロセス・システムの構築、決算トライアル等の移行作業まで含め、一気通貫で対応します。
  • 管理会計領域
    予算管理、業績管理、原価計算等、管理会計上での対応事項についてご支援します。
    マネジメントの意向を反映した経営管理方針(業績管理単位、項目、サイクルなど)の策定や予算策定方針、報告資料作成に向けた業務プロセス・システムの構築に加え、Day1初年度予算の策定もご支援します。
  • その他
    経理分科会として主体的に検討するタスクの他、プロフォーマFSや事業計画等の作成支援、経理財務領域における追加DD対応等、ディールの状況に応じて経理部として対応が求められる各種タスクについてもご支援します。