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【FASB/IFRS金融商品】米国の現在予想信用損失(CECL)に関する調査

大きな変化を乗り切る

デロイトは、米国財務会計基準審議会(FASB)が公表した現在予想信用損失(Current Expected Credit Loss, 以下「CECL」という。)に係る銀行業界の対応状況について、米国の銀行31行のシニア・エグゼクティブを対象に調査を実施しました。CECLの導入は、銀行の業務をはじめ、信用モデル、情報技術(IT)システムに至るまで広範な影響を及ぼす一大事業となります。また、引当金の設定や、信用損失の認識、規制上の自己資本比率にも重大な影響を及ぼすことが予想されます。

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CECLによる新たな会計処理は、すべての銀行および該当する資産ポートフォリオ(ローン、リース債権、負債性証券など)に広範な影響を及ぼすことになります。こうした予想される変化に対応して、銀行は、自行のガバナンスおよびリスク管理の枠組み、クレジットモデル、会計方針および手続、業務プロセス、統制のほか、データソースおよびITシステムを評価して、CECLの円滑な導入を成功させるための計画を立案することが必要となります。

デロイトは、新たなCECLの導入準備の状況およびその潜在的影響を把握するため、米国の銀行のエグゼクティブを対象に調査を実施しました。調査対象行はすべて米国会計基準に基づく報告義務の適用を受けており、その90%はSEC登録企業です。この調査では、エグゼクティブに対して、CECL適用により予想される財務上やビジネス上の影響、規制上のストレス・テストやIFRS第9号の対応に使用されたプロセスをどのように活用しようとしているのか、CECL適用によって生じるオペレーション上の課題にどのように対処しようとしているのか等を質問し、得られた回答を分析しています。

原文 : Navigating a sea change - US Current Expected Credit Losses (CECL) survey (PDF)

(PDF、24ページ、2,286KB)
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