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Performance magazine issue 23

May, 2017

本号は、投資業界のグローバルな性質を反映しています。この業界の幹部は、投資のバリューチェーンのどこに重点を置いているかに関係なく、常に世界的な動向を把握している必要があります。

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「パフォーマンス」本号は、投資業界のグローバルな性質を反映しています。この業界の幹部は、投資のバリューチェーンのどこに重点を置いているかに関係なく、常に世界的な動向を把握している必要があります。したがって本号では、世界の投資業界全体に目を向け、私たちが今日直面しているさまざまな問題を検討することにしました。

重役室からは、アビバ・インベスターズの最高責任者であるユアン・マンロー氏にインタビューし、業界が抱える主要な問題に対する見解のほか、アビバ・インベスターズが手がけるAIMSマルチストラテジー・ファンドの成功を支えている理念の概要についてうかがいました。フロントオフィスからは、NNインベストメント・パートナーズのマルチアセット部門を率いるファレンテイン・ヴァン・ニウェンハウゼン氏に、投資プロセスにおいてどのように行動ファイナンスを参考にし、ビッグデータを活用しているかについて説明していただきました。

EMEAは、重要な投資運用市場ですが、大きな変化に直面しています。この状況について、まず、ルクセンブルグ証券取引所の経営委員会のメンバーであるジュリー・ベッカー氏が、新たに設立された欧州委員会の「サステナブル金融に関するハイレベル専門家グループ」について説明します。同グループは、資本市場同盟の一環として、サステナブル金融に関する総合的なEU戦略のための提言を行うことになっています。

第2に、ブレグジットは業界にとって重要な欧州問題であり、デロイトのパートナーのギャビン・ブロックが投資運用会社の企業構造と税務体制という観点から、投資運用会社への影響を考察します。

一方、東南アジアでは、投資運用業界の高度化が進み、金融犯罪に関するコンプライアンスへの対応がこの地域で活動する企業にとって決定的に重要になりつつあります。

地球の反対側の米国では、デロイトのパートナーのカール・エアサムらが2016年10月13日に証券取引委員会によって導入された投資会社の報告刷新に関する規則の概要をまとめています。

テクノロジーは投資業界全体において重要な役割を果たしており、本号では、技術革新、規制、販売の交わりについて考察する記事を2件収録しています。デロイトは、アイルランドファンド協会と協力して、ブロックチェーン技術をどのように規制報告要件に適用できるかを探りました。

また、「自動金融アドバイスの未来」と題した記事の中で、ラーフル・シャルマはロボアドバイスの可能性を検討しています。最近の詳細なリサーチレポートに基づき、シャルマは顧客にとっての魅力について述べ、メリットを解説するとともに、ロボアドバイスがもたらす課題を取り上げ、適切なガバナンス体制の確立の重要性を説いています。

要するに、「パフォーマンス」本号では、投資能力の開発から規制環境の変化への対応、技術革新、東南アジアの業界の高度化まで、業界の幹部が取り組まなければならないさまざまな問題を取り上げています。

本号では、グローバルな業界にふさわしい、幅広い内容を取りそろえました。興味深くお読みいただければ幸いです。

<本号目次>

・ インタビュー:静かな革命家ーアビバ・インベスターズCEO、ユアン・マンロー氏へのインタビュー
・ 次はどこへ?ー自動金融アドバイスの未来
・ グリーンファイナンスが青空を守るールクセンブルク証券取引所経営委員会メンバー、ジュリー・ベッカー氏へのインタビュー
・ ブレグジットー新しい税務モデル?
・ RegChainソリューションーファンド業界における革新的な規制報告
・ ミスターマーケットの気分を理解することで、よりスマートな投資を実現する
・ プライベートバンキングとウェルスマネジメントにおけるイノベーション
・ 東南アジアにおける金融犯罪に関するコンプライアンスへの対応
・ 今日の環境に合わせたミューチュアルファンドの報告の近代化

詳細については、添付資料をご覧ください。
英語原文(PDF)

(PDF、68ページ、7,382KB)
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