ナレッジ

グローバル・コスト削減への対応―金融業界編

(2016.09)

金融機関(銀行、証券、資産運用会社、ノンバンク等)がグローバル・コスト削減を行う際の基本的な考え方と留意点について簡潔に整理しました。

関連コンテンツ

背景と課題

近年の不安定なグローバル・マーケットの状況を反映し、商社・メーカー等において海外事業において多額の減損を計上する事例が発生している。金融業界においても、この流れは例外ではなく、一部の金融機関(銀行、証券会社、資産運用会社、ノンバンク等、以下「金融機関」とする)において、海外子会社が損失を発生している状況が見受けられ、株主、債権者等の利害関係者よりコスト管理の圧力が高まりつつある。また、外部圧力に関係なく、適正なコスト管理およびコスト削減を行うことは、サービスの価格競争力を高めて顧客基盤を強化することに繋がるため、激化するグローバル金融の競争に打ち勝つ為に重要な課題と言える。さらに、昨今ではマイナス金利やフィンテックの影響を受けた銀行業務の収益圧迫要素も増しつつあり、海外事業での収益貢献が一層、重要性を増していると言える。当該課題を背景として、下記レポートでは基本的な対応方法について簡潔に整理したため、ご参照頂きたい。

図表1 世界の雇用保護規制

OECD Indicators of Employment protection legislation より作成し、同資料に掲載されている72か国が対象。

図表2 コスト削減のアプローチ

図表3 コスト・ポジションの修正

*なお、レポートに記載された意見に関する部分は執筆者の個人的見解であり、公式・非公式を問わず所属する法人の見解ではないことをお断りしておきます。

(執筆者: 有限責任監査法人トーマツ マネジャー 大内 大輔)

(PDF、341KB)

この内容に関するお問合せ

有限責任監査法人トーマツ
大内 大輔

オンラインフォームより問い合わせ

お役に立ちましたか?