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2012年IPO市場の動向

2012年は日本のIPO 市場にとって「希望」の年であったと言えるかもしれません。国内株式市場における新規上場企業数は年間で48社となり、2010年の22社、2011年の37社から続伸する結果となりました。新規上場企業のプロフィールや制度改正の状況等から、IPO市場の動向を整理してみたいと思います。(月刊誌『会計情報』2013年3月号)

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著者: IPO 支援室 公認会計士 柴田 裕亮

 2012年の流行語トップテンの顔ぶれを見ると、「維新」「第3極」「近いうちに…」と政治関係の言葉が並ぶ。12月の衆議院選挙での自民党の大勝や第3極の躍進は記憶に新しいところである。国民は長引くデフレや少子高齢化による閉塞感に包まれており、新政権への期待は大きい。
 世界経済に目を移すと、米国の財政危機は当面回避されたとされるものの、欧州の債務問題や、中国をはじめとする新興国の成長鈍化など世界経済全体で減速懸念が強まっている状況にある。
 このような不透明感の強い国内外の経済環境のなか、2012年は日本のIPO 市場にとって「希望」の年であったと言えるかもしれない。国内株式市場における新規上場企業数は年間で48社となり、2010年の22社、2011年の37社から続伸する結果となった*。市場関係者から前向きな言葉を聞く機会も多くなったように思う。
 新規上場企業のプロフィールや制度改正の状況等から、IPO市場の動向を整理してみたい。

※続きは添付ファイルをご覧ください。 

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