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監査人に求められる特性は何か 職業的懐疑心(professional skepticism)それとも誠実性(integrity)?─職業的懐疑心は、誰(who)が、何(what)に対して発揮するのか。

シリーズ「監査とその周辺」第2回  (月刊誌『会計情報』2014年4月号)

今回は、早稲田大学教授 鳥羽 至英氏に「監査人に求められる特性とは何か」についてご寄稿いただきました。 (月刊誌『会計情報』2014年4月号)

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著者: 早稲田大学 教授 鳥羽至英

職業的懐疑心(professional skepticism)に対する関心が欧米を中心とした会計プロフェッションの間で大きくなっている。「監査人は職業的懐疑心をどの程度行使したらよいのか」・「監査人はどこまで財務諸表を疑ったらよいのか」・「監査人は財務諸表をどのように疑ったらよいのか」という問題である。しかし、よくよく考えてみると、監査人が職業的懐疑心を問題とすること自体、奇異ではなかろうか。監査という行為(監査という業務)自体が「疑う」という要素を本質的に内包し、「疑う」という要素なしでは、監査という行為自体が成立しないからである。監査に従事する会計プロフェッショナル(公認会計士・監査法人を総称して)の本職は「疑う」ことである。

※続きは添付ファイルをご覧ください。

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