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2018年世界経済展望 試される世界経済の実力─高騰を続ける資産価格の期待に応えられるか

(月刊誌『会計情報』2017年12月号)

本稿では、2017年にグローバル経済や金融で起こり得る事態を、特にリスク管理という視点から考えます。(月刊誌『会計情報』2017年12月号)

著者:リスク管理戦略センター長 大山ᅠ剛

米国経済が再び強くなっている。夏場当初は個人消費等弱い指標が目立ち、また相次ぐ大型ハリケーンの影響が危惧された米国経済であったが、その後は個人消費が回復し設備投資や輸出も強かったことで、第三四半期の成長率は結局年率3%と前期の3.6%に続く高い成長となった。景気拡大局面も、徐々に戦後最長の期間に近づきつつある。こうした中株価は、連日既往ピークを更新する状況が続く。

欧州経済と日本経済も好調持続だ。欧州ではPMIが2011年以来の高水準に達したほか、日本でも日銀短観の製造業大企業の業況判断指数が10年振りの高水準となっている。また日本の株価は21年振りの水準にまで上げ、バブル崩壊後の戻り高値に近づいている。欧州、日本ともに、外需に加えて、個人消費や投資等の内需が動き出しているのが特徴だ。

※続きは添付ファイルをご覧ください。

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