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IASBが、ディスカッション・ペーパー「資本の特徴を有する金融商品」を公表

IFRS in Focus(月刊誌『会計情報』2018年11月号)

国際会計基準審議会は、ディスカッション・ペーパー(DP/2018/1)「資本の特徴を有する金融商品」を公表した。本稿は、本ディスカッション・ペーパーのキーとなる概念を要約したものです。

著者: トーマツ IFRSセンター・オブ・エクセレンス

国際会計基準審議会(IASB)は、ディスカッション・ペーパー(DP/2018/1)「資本の特徴を有する金融商品」を公表した。本IFRS in Focusは、本ディスカッション・ペーパーのキーとなる概念を要約したものである。

● 本ディスカッション・ペーパーの目的は、IAS第32号「金融商品:表示」における現行の要求事項について、基準の適用が実務上しばしば困難であることから、これをどのように改善できるかを分析することである。

● 本ディスカッション・ペーパーは、IAS第32号を適用した分類結果から大きな変更が生じないよう金融負債又は資本の分類に関する基本原則を定義している。

● IASBの選好するアプローチは、金融商品の契約条項における時点特性(すなわち、清算時以外の所定の時点に現金又は他の金融資産を移転する回避不可能な契約上の義務)及び/又は金額特性(すなわち、企業の利用可能な経済的資源とは独立の金額に対する回避不可能な契約上の義務)の存在に基づき金融負債を識別する。なお、資本性金融商品は、そうした特性は有していない。

● IASBは、特定の金融負債とデリバティブに関し、収益と費用はその他の包括利益(OCI)で認識しなければならないことを提案している。

● 広範囲に及ぶ新しい表示と開示の要求事項は、金融負債と資本性金融商品の特性に係る情報レベルを改善するよう提案している。

● コメント期限は2019年1月7日である。

※続きは添付ファイルをご覧ください。

(649KB, PDF)
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