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Closing out 2018

IFRS in Focus(月刊誌『会計情報』2019年4月号)

本稿では、規制当局の焦点の分野、現在の経済環境または会計基準の変更を受けて2018年12月31日に終了する年度に関連する可能性のある財務報告の論点を記載しています。

著者: トーマツ IFRSセンター・オブ・エクセレンス

本IFRS in Focusの特別版では、規制当局の焦点の分野、現在の経済環境又は会計基準の変更を受けて、2018年12月31日に終了する年度に関連する財務報告の論点を記載している。

新会計基準

多くの企業にとって、2018年12月31日に終了する年度の年次報告書は、IFRS第15号 「顧客との契約から生じる収益」 及びIFRS第9号 「金融商品」 の適用を初めて反映するものとなる。 これらの主要な基準が適切に適用され、その影響が明確に開示されることが重要である。

効果的な開示を達成するための重要な考慮事項のほとんどは、重要な新会計基準の適用に共通している。

● 適用した新しい会計方針の明確かつ企業固有の説明(重要な点は以前の会計方針とどのように異なるかについての説明)

● 定量的な影響及び影響を受ける表示科目の開示

● 新しい要求事項を適用する際に行われた重要な判断と見積りの説明

● 基準書により認められている選択肢(実務上の便法を含む)がどのように適用されたかの開示

● 採用された移行アプローチの明確な説明(オプション又は移行時の救済措置の使用を含む)

移行に関する開示は、IFRS第15号及びIFRS第7号「金融商品:開示」(IFRS第9号の適用開始に関連)の両方について、2018年12月の報告において特に重要であり、移行の影響を詳細かつ定量的に開示するための要求事項を含む。 これらの開示は、規制当局や投資家の厳しい監視の対象となり、慎重かつ十分に作成するべきである。

このような広範な基準書を適用する際に生じ得る特定の論点は、多数かつ多様である。 IFRS第15号及びIFRS第9号の適用から生じるより一般的な問題のいくつかを以下に強調する。

※続きは添付ファイルをご覧ください。

(703KB, PDF)
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