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バーゼルIII  自己資本比率規制 計算とリスク捕捉実務の完全解説

本書は、バーゼルⅢ自己資本比率規制における計算とリスク捕捉について、実務対応を行ううえでの論点を詳細に解説したものになります。

バーゼルⅢ自己資本比率規制は、主に自己資本の額(分子の額)について、資本の質の向上等の観点から見直しが行われたものであり、基準額計算や循環構造及び経過措置の適用等により、その計算が非常に複雑になっています。

さらに、いわゆるダブルギアリングについても、ファンドが保有する他の金融機関等の対象資本調達手段についてルックスルーしたうえで金額を捕捉する必要があります。

本書においては、これら基準額計算やダブルギアリングの集計に関する実務上想定される論点について、付属の表計算プログラムを用いて詳細に解説しています。

また、信用金庫や農業協同組合等の系統金融機関等の特殊な取扱いについても解説するとともに、バーゼルⅢ自己資本比率の計算を行ううえで必要最低限の会計基準についても解説しています。

銀行や信用金庫等の各金融機関における自己資本比率算出担当部門や内部監査部門の担当者の実務上の課題に対応すべく有用な内容となっておりますので、ぜひ本書をご活用いただけますと幸いです。

 

書名

バーゼルⅢ 自己資本比率規制 計算とリスク捕捉実務の完全解説

出版

金融財政事情研究会

著者

有限責任監査法人トーマツ

価格

本体3,400円+税

出版

2015年4月刊

ISBN

978-4-322-12631-0

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