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ファイナンス組織の新戦略

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本書は、グローバル化が深化する中、企業がその生き残りを図り、かつ更なる成長を目指すために必要とされる「ファイナンス力」を強化するために、ファイナンス組織がどのような役割を果たしていくべきかを探ることをコンセプトとしています。

本書でいう「ファイナンス組織(CFO組織、とも呼ぶ)」とは、従来の日本企業における財務・経理部門の機能に加え、経営企画や事業企画の一部機能までも含め、企業に必要な「ファイナンス機能の集合体」のことを意図しています。そのファイナンス組織に求められる要件を、デロイト トウシュ トーマツが提唱する“4 Faces of CFO”のフレームワークをベースとして、「役割論」、「組織論」、「タレント論」という3つの観点から、経理処理などの従来的な「守り」の役割だけでなく、戦略立案や実行支援といった「攻め」の役割をも果たしていくことの重要性を論じています。

本書では、グローバルエクセレントカンパニーにおける先進的な取り組みや少し理論先行の内容も盛り込んでいるため、一見「日本企業にそぐわない」、「現実離れしている」と感じられることがあるかもしれません。しかし、本書は、現在の延長線上の未来に向けてのHowToを伝えることではなく、現状を踏まえながらも目線を上げて、経営を支え、企業価値の向上に貢献するファイナンス組織の姿を描くと同時に、その実現に向けた長い道のりの意志ある第一歩を踏み出すためのきっかけとなることを狙いとしています。

したがって、CFOや財務経理部門といったファイナンスに直接関係している方々のみならず、経営者(CEO)の方々にも、ご自身のビジネスパートナーとなり、企業のファイナンス力を強化し、ともに経営を支えていくCFOとファイナンス組織のあり方について考えるための一助として頂きたい一冊です。

目次
I   総論
 第1章 ファイナンス組織の4つの顔と進化の道筋
II  役割論
 第2章 守りの顔(1)オペレーター―迅速かつ正確無比な対応
 第3章 守りの顔(2)スチュワード―統制環境を整備し、組織に規律をもたらす
 第4章 攻めの顔(1)ストラテジスト―戦略立案を支援し、行くべき方向を示す
 第5章 攻めの顔(2)カタリスト―皆を巻き込み成功へ導く
III 組織論 
 第6章 最適なファイナンス組織のあり方
 第7章 ファイナンス組織の構築アプローチ

 

書名

ファイナンス組織の新戦略

 

出版

日本経済新聞出版社

 

編著者

日置 圭介(デロイト トーマツ コンサルティング合同会社)

 

執筆者

西上 慎司、藤井 剛、町田 慎一郎、香川 彰、永井 真理子、村田 賢一郎、千葉 友範、八重 野光利、西田 哲郎、三室 彩亜(デロイト トーマツ コンサルティング合同会社) 

 

価格

3,800円+税

 

出版

2009年8月

 

ISBN

978-4-532-35373-5

 

 

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