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原価計算が病院を変える―これからの病院経営のための理論と実践事例

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少子高齢化に伴う医療費抑制政策を背景に、医療機関にとっては収入の自然増が期待できない一方、医療機材の高度化・高額化で支出は増大傾向にあります。多くの医療機関は収入に対して比較的敏感ですが、コストへの意識は総じて低いと思われます。診療報酬単価が公的に決められる医療保険制度のもとでは、医療機関のコスト意識は民間事業会社に比べて強くて当たり前と言えるのですが、非営利という言葉に隠れて、これまでは注視されていなかったのではないかと思われます。しかし、今や「どう生き残るか」を真剣に考える時代に来ています。
会計は経営の羅針盤であり、本書は管理会計の分野、特に原価計算を病院経営に応用したものです。先行する医療機関では、診療科別あるいは患者別の原価計算を独自の方法で実践しています。本書で紹介する原価計算の方法は、監査法人トーマツのヘルスケアグループが実際の病院経営コンサルティングの現場において活用している事例の一部を解説したものです。本書に記述した方法とは違った方法を採用している医療機関においても、本書から新たな視点やより適切な原価計算のためのヒントを得てもらえれば喜ばしいことです。そして、これから原価計算に取り組もうと考えている医療機関においては、新しい経営ツールとして、本書が経営改善の一助となれば幸いです。

 

書名

原価計算が病院を変える―これからの病院経営のための理論と実践事例

出版

清文社

監修

森田 祐司

編者

有限責任監査法人トーマツ ヘルスケアグループ

価格

本体2,600円+税

出版

2008年3月

ISBN

978-4-433-33837-4

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