出版物

経営者のためのITガバナンスの実務

内部統制報告制度によりコーポレートガバナンスは広く知られましたが、IT を多用する今日、経営目標達成のためのIT の企画・導入・運営・活用に際し不可欠なIT ガバナンスにも注目すべきでしょう。

不十分・不適切なIT の管理方針が、想定した成果を達成できない非効率なIT の利用やシステム障害や情報漏えい等の事故に繋がった話も耳にします。

IT ガバナンスは内部統制の統制環境と深く繋がり、企業グループ全体を網羅する広い範囲が対象となりますし、IT は多額の投資を必要とするため、重要な意思決定を伴います。そのため技術的な部分はIT の専門職の協力を受けるとしても、全社的な基本方針の判断や決定は経営者の重要な業務の範疇になります。

本書は経営者・管理者・内部監査部門の方を対象に、内部統制、セキュリティ、グループ経営、IT 投資、外部経営資源の利用等の実務的な話題を取り上げました。またIT に馴染みがなく多忙な方にスキマ時間で読んで頂けるトピック別構成にしております。

目次
序章 IT投資成功のためには
 1. 企業におけるIT と内部統制
 2. 企業集団・グループ経営におけるガバナンス
 3. 情報セキュリティ
 4. IT 投資とシステム・ライフサイクル・マネジメント
 5. 外部経営資源の利用
 6. モニタリング

 

書名

経営者のためのIT ガバナンスの実務

 

出版

中央経済社

 

編者

小池聖一・パウロ/楠正彦/籏野純一/本木賢太郎

 

価格

本体2,600円+税

 

出版

2011年6月

 

ISBN

978-4-502-43830-1

 

 

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