出版物

リスクインテリジェンス・カンパニー

厳しい経済環境の下、今ほどリスクマネジメントの重要性が増した時はありません。従来リスクマネジメントは、危険を避けて内に閉じこもるもののように考えられてきました。しかし変化の激しい時代には、何もしないことが最大のリスクになり得ます。しっかりとリスクを見据え、適切に対処しながら、また時には果敢にリスクを取りながら、積極的に事業を展開していく必要があります。

リスクインテリジェンスはデロイトが提唱するリスクマネジメントの進化形です。守りに入るのではなく、賢くリスクを取りながら、事業価値の向上に貢献するリスクマネジメントをリスクインテリジェンスと名付けています。本書は、デロイトの開発した各種ツールを駆使しつつ、日本企業の状況を踏まえて書き下ろした、リスクインテリジェンスの解説書です。

本書の前半では、リスクインテリジェンスの考え方や導入のポイントを概説しています。また後半では、実際の課題への適用例として、地球温暖化、海外子会社管理、新型インフルエンザ対応などを取り上げました。更にIT 部門や内部監査部門が果たすべき役割についても解説しています。

リスクマネジメントをアクティブな経営ツールとして活用するために、本書が一助となることを願ってやみません。

 

書名

リスクインテリジェンス・カンパニー

 

出版

日本経済新聞出版社

 

編者

有限責任監査法人トーマツ/デロイト トーマツ リスクサービス

 

価格

本体1,900円+税

 

出版

2009年12月

 

ISBN

978-4-532-49081-2

 

 

お役に立ちましたか?