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<インタビュー記事>経営者・社外役員・投資家それぞれの視点からみたコーポレートガバナンス・コード1年目の振り返り

季刊誌『企業リスク』別冊特別号(2016年5月)掲載

季刊誌『企業リスク』では、企業の経営実務としての取締役会改革のカギを握る1.経営者、2.社外取締役、3.投資家の3つの視点から、ガバナンス改革の目的や現状の問題意識などについてお話を伺い、多くの皆様にお伝えすることを目的に本特別号を企画いたしました。

目次

発刊にあたって
 
特集1 インタビュー 
・経営者の問題意識で会社は変わる経営者がリードしたガバナンス改革のポイント
  J.フロントリテイリング株式会社
  代表取締役社長 山本 良一 氏
・三菱重工はなぜ今、ガバナンス改革に取り組むのか
  三菱重工業株式会社
  常務執行役員 船 戸 崇 氏
・これからの取締役会の課題と社外取締役の役割を考える
  G&S Global Advisors Inc.
  代表取締役社長 橘・フクシマ・咲江 氏
・日本企業における社外取締役の役割と取締役会の展望
 -新たに社外取締役に就任する方々と、迎える経営層へのメッセージ-
  協和発酵キリン株式会社
  取締役 西川 晃一郎 氏
・エンゲージメント時代の投資家と取締役会の役割は何か
  投資家フォーラム
  運営委員 江口 高顯 氏
・日本におけるコーポレートガバナンスの現状と課題
 -機関投資家と企業との対話(エンゲージメント)の現場からの視点-
  ガバナンス・フォー・オーナーズ・ジャパン株式会社
  代表取締役 小口 俊朗 氏

特集2 記事
・取締役会の実効性を向上させるための取り組み
 ~デロイト トーマツ 取締役会 実態調査アンケート結果~
・グローバルにおけるコーポレート・ガバナンスの議論
 ~OECDコーポレート・ガバナンス原則より・Ⅵ.取締役会の責任を中心に~
 
調査・レポート
・コーポレートガバナンス・コード適用初年度の開示分析
・コーポレートガバナンス関連 セミナー
 いま、改めて「取締役会の役割」を考える~取締役に期待される役割とは~
・新刊書籍 最新 コーポレートガバナンスのすべて

特集:インタビュー

 

経営者の問題意識で会社は変わる
経営者がリードしたガバナンス改革のポイント
J.フロントリテイリング株式会社
代表取締役社長 山本 良一 氏

 J・フロントリテイリングは、大丸と松坂屋ホールディングスの経営統合にともなう共同持株会社として2007年に設立された。2012年にはパルコを連結子会社化し、「マルチリテイラー戦略」を推進し成長している。同社は2015年12月にガバナンス報告書を提出したが、コーポレートガバナンス・コードに記載されている73項目中28項目をエクスプレインするなど、独自の取り組みが注目されている。その背景には、「形だけでなく、本当のガバナンスを実現したい」と考える、山本良一社長の信念と、強いリーダーシップがあった。

 

三菱重工はなぜ今、ガバナンス改革に取り組むのか
三菱重工業株式会社
常務執行役員 船戸 崇 氏


 三菱重工は、2015年6月に開催された株主総会で、監査役会設置会社から、監査等委員会設置会社への移行を決議した。取締役会の役割の中心を業務執行の監督に置き、執行と監督の分離を図ろうとしている。また、コーポレートガバナンス報告書と同タイミングで「三菱重工コーポレート・ガバナンス・ガイドライン」も作成している。その狙いはどこにあるのか。同社常務執行役員 CAO/CRO*1の船戸崇氏に話を伺った。
*1 CAO : Chief Administrative Officer、CRO : Chief Risk Officer

 

これからの取締役会の課題と社外取締役の役割を考える
G&S Global Advisors Inc.
代表取締役社長 橘・フクシマ・咲江 氏

 橘・フクシマ・咲江氏は、世界最大手のエグゼクティブサーチ会社コーン・フェリー・インターナショナル社で通算20年、日本支社の社長、会長に加えて、米国本社取締役も12年間務めた。また、2002年からこれまでに日本企業9社の社外取締役を務めている。その豊富な経験に基づく、日本企業の取締役会の今後の課題や社外取締役としての役割について考えを伺った。

 

日本企業における社外取締役の役割と取締役会の展望
-新たに社外取締役に就任する方々と、迎える経営層へのメッセージ-
協和発酵キリン株式会社
取締役 西川 晃一郎 氏


 協和発酵キリン株式会社 社外取締役の西川晃一郎氏は、日立アメリカ社副社長、株式会社日立製作所執行役専務事業開発担当などのほか、日立グループ企業の執行役などを歴任された。日本企業のグローバル化の進展の中で、ガバナンスを担う様々な立場を数多く経験してきた知見をもとに、日本企業における社外取締役の役割や取締役会に対する展望を伺うとともに、新たに社外取締役に就任予定の方や社外取締役を迎える経営層へのアドバイスも頂いた。

 

エンゲージメント時代の投資家と取締役会の役割は何か
投資家フォーラム
運営委員 江口 高顯(タカアキ) 氏

 コーポレートガバナンスを議論する上で、機関投資家が果たすべき役割は重要であり、企業と機関投資家とのエンゲージメントの気運は高まっている。江口高顯氏は、経済産業省や金融庁の有識者会議の委員を担当し、2015年6月には「投資家フォーラム」の立ち上げにも参画している。江口氏に、エンゲージメントの時代の投資家と取締役会の役割について伺った。

 

日本におけるコーポレートガバナンスの現状と課題
-機関投資家と企業との対話(エンゲージメント)の現場からの視点-
ガバナンス・フォー・オーナーズ・ジャパン株式会社
代表取締役 小口 俊朗 氏


 小口俊朗氏は、2007年にガバナンス・フォー・オーナーズ・ジャパン株式会社(GOJ)を設立。顧客である海外年金などの機関投資家と日本企業の対話の橋渡しを行っている。「コーポレートガバナンス・コードの策定に関する有識者会議」など政府の委員なども歴任している立場から、海外機関投資家の日本企業に対する期待や、企業、機関投資家が抱える課題などについて伺った。

 

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