ネットワーク型組織設計モデル ブックマークが追加されました
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ネットワーク型組織設計モデル
組織デザインサービス
DXによる破壊的革新や顧客ニーズの多様化など、世の中の情勢変化スピードは早まり、企業は機微を捉えた対応に迫られています。持続的に成果を得るためには、いかにスピーディーかつ柔軟に対応できるか、準備を行っているかが重要です。個々人が自律的に動き、他者と協力し合いながら目的を達成することを企図としたネットワーク型組織にすることで、アイディア創出から実現までのサイクルを持続的に起こすメカニズムが生まれます。
ネットワーク型組織とは
ネットワーク型組織とは、「チームのリーダーまたは個人が一定の権限を有しており、メンバー個々人が自律的に動き、他者と協力し合いながら目的を達成する組織形態」のことを指します。個々人が自由に形成したネットワークを通して部門間の情報共有が促進され、イノベーションにつながるアイディアが生まれやすくなり、そのアイディアを現場主導で素早く実現できるようになることで、組織の中にアイディア創出から実現までのサイクルを持続的に起こすメカニズムが生まれます。
持続的な変化への対応に向けた仕組み・ルール整備の必要性
DXによる破壊的革新や顧客ニーズの多様化など、世の中の情勢変化スピードは日々刻々と早まってきており、企業はその機微を捉えたイノベーション、製品・サービス改革や密接な顧客対応に迫られています。
次々に発生する様々な事象・課題に対して実現までの壁は多く、持続的に成果を得るためには、いかにスピーディーかつ柔軟に対応することができるか、準備を行っているかが重要であり、会社としての仕組み・ルールの整備が必要不可欠です。
ネットワーク型組織の要諦
ネットワーク型組織が機能するためには、“遠心力”(=従業員が自律的に価値発揮する力)と、“求心力”(=価値観の充分なすり合わせによる組織と従業員が“一体化”する力)をバランス良く高める必要があります。そのためには、フォーメーション・ケイパビリティの両面で“マネジメントの仕組み”を整える必要があります。
ネットワーク型組織の検討アプローチ
ネットワーク型組織実現に向けて、3ステップに分けて検討を進めていきます。
提供ツール(例)
(A) 対立軸リストに基づくありたい組織診断
全30問の対立軸リストを用い、「ありたい組織の姿」、「現状とのギャップ」および「ギャップ解消に向けた課題と対策」を特定します。
経営レベルにおいて将来のグループとしての絵姿をきちんと認識を合わせ・共有化することで組織設計の柱を確立させます。
(B) キー人材のExperience診断
キー人材の一連の行動に焦点を当て、「ありたい役割発揮の状態」と「現実の阻害要因」を、具体的に特定します。
概念レベルではなく、役割・責任・権限を最大限発揮することが出来るためのポイントとなる行動や状態を具体的にしていきます。
(C) 組織のネットワーク診断
社内における公式・非公式組織の情報の流れを可視化し課題を特定します。
組織間・個人間の繋がりとその状態(混ざり度合い、ハブ人材、孤立者等)、それらに伴う課題を顕在化・特定することが可能です。
関連書籍
変化に強く、イノベーションを生み出す ネットワーク型組織のつくり方
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