出版物

Voice of Asia ー First Edition

2017年1月

アジアは全世界人口の約60%を占めており、世界における多様性とイノベーションの中心的な役割、またグローバルビジネスにも大きな影響を与える存在となっている。「Voice of Asia」シリーズでは、現在そして近い未来に、アジア地域が直面する課題や、チャンスについて考える。アジア各国間の相互関係を検討し、アジア全体としての可能性を探る。本稿では、カギとなるテーマ―経済成長と貿易、文化と商業―に焦点をあてる。

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アジアは全世界人口の約60%を占めており、世界における多様性とイノベーションの中心的な役割を担っている。アジアはグローバルビジネスにも大きな影響を与える存在だ。
「Voice of Asia」シリーズでは、現在そして近い未来に、アジア地域が直面する課題や、チャンスについて考える。アジア各国間の相互関係を検討し、アジア全体としての可能性を探る。我々は、アジアの将来展望は、明るいと考えている。
本稿では、カギとなるテーマ―経済成長と貿易、文化と商業―に焦点をあてる。

第一部は、「2017年のアジアに関する4つのポイント」を扱う。

世界経済は好転の兆しを見せつつある。世界では、保護貿易論も台頭しているが、2017年のアジアは優位な立場にあると考えている。
この見方は、普段見聞する話とは異なるかもしれない。多くの経済予測は依然として悲観的だからだ。国際通貨基金(IMF)が予測するのは、低速で不安定な世界成長だ。しかし我々は、成長の萌芽を目にしている。世界貿易に関するいくつかの先行指標はすでに上昇傾向を示している。

第二部は、「貿易とトランプの保護貿易主義、そして世界成長の加速」と題して、現在進行中の貿易の回復を扱う。

世界の金融市場は依然、不安定要素を残しているが、これに地政学リスク等が加わってきた。中東、ヨーロッパ、アジア、どの地域でも政治的緊張度は増しており、選出された政治指導者達の手腕も未知数である。中でも、ドナルド・トランプの大統領選勝利は、不確実性リスクの代表格となっている。

第三部は、「大量消費という名のアジアの武器」と題し、アジアの巨大経済である中国とインドが、いかに消費ブームに後押しされているかを扱う。

世界の政治経済には不確実性が覆っているが、アジアにはそれを守る盾がある―たとえ世界成長が我々の予想ほどの伸びを見せなかったとしても、である。仮に、貿易摩擦が想像以上に悪化しても、アジア経済に未来はある。巨大かつ成長するアジアの消費者の存在は経済をけん引する力となるはずだ。

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