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医療情報システム(DX・電子カルテ)セミナー及び基礎講座開催の報告

例年の基礎講座に加え、医療機関でも期待が高まっているDXセミナーを開催しました。

新型コロナウイルスの蔓延に伴い、日本の医療現場にかかる負担は増大の一途を辿っています。このような状況の中、日々の診療における医療従事者の負担や、経営の改善に向けた次の一手として、DX(デジタル・トランスフォーメーション)に期待を寄せている方も多いと思います。このような背景を踏まえ、DXの要点と、その基盤となる医療情報システムの導入・更新への取り組み方について、セミナー及び基礎講座を開催しました。

セミナーの趣旨・概要

DXの目的は、データとデジタル技術を活用して、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、課題を解決することにありますが、具体的にどのような課題に取り組めば良いのか、手探りの方も多いと思います。

デロイト トーマツ グループでは、DXを以下のような4つの変革の機会と捉えています。

  1. 業務のデジタル化(遠隔医療、AI読影など)
  2. 顧客との関係のデジタル化(オンライン診療、服薬指導など)
  3. 組織運営、働き方のデジタル化(テレワークの推進、RPAによる業務自動化など)
  4. デジタル化に対応したビジネス創造

そして、その基盤やデータの発生源となるのが、医療情報システムと考えています。

新型コロナウイルス蔓延に伴う、医療現場への負担増大や、従来からの課題でもある医療従事者の働き方や人材不足といった問題の顕在化といった課題の改善に向けた一手として、DXへの期待が高まっています。

一方で、その具体的な中身への理解はまだ浸透していない背景がある中、DXの要点と、その基盤となるべき医療情報システムの導入・更新の基本的な部分を振り返りを兼ねて、体系的に把握するために、

2021年7月30日に「医療情報システム(DX・電子カルテ)セミナー

2021年8月27日に「医療情報システム(電子カルテ)基礎講座

を開催しました。

8月のセミナーにおいては、新たな取り組みとして、講義の最後に理解度チェックを実施し、受けていただいた方が61名と、大変盛況でした。

 

新たな取り組みとしての「理解度チェック」の概要と今後の展開について

当法人では、毎年経営層や新しいシステム部門職員の方が、医療情報の基礎を体系的に学んでいただける場を提供すべく、医療情報システムの基礎講座を開催しており、これまで多くの方に受講いただきました。

今回の基礎講座では、新たな取り組みとして、得点に応じて最高位であるスターゲートを頂点に、ブルーゲート、ホワイトゲートに分けてランクを設定した、「理解度チェック」を実施しました。

どのゲートをくぐったか受講者の皆様に結果をフィードバックし、ご自身でチェックできるような仕組みになっています。

こういった取り組みを今後さらに発展させ、医療機関の皆様や将来的には学生や他分野の皆様にも医療情報の基礎を学ぶきっかけとして、広く受けていただけるような位置づけにしていきたいと考えております。

これまで、医療情報システムの基礎講座を長年運営してきた当法人では、今回の取り組みを通して、医療情報の基礎を体系的に学べる機会をさらに広げ、医療分野に従事する方々のみならず、今後医療分野での活躍が期待される皆様に至るまで幅広くITスキル向上を図ることで、今後の医療DX人材の育成に寄与し、更なる医療情報業界の発展につなげていきたいと考えております。

 

執筆

有限責任監査法人トーマツ
リスクアドバイザリー事業本部  ヘルスケア 

※上記の部署・内容は掲載時点のものとなります。2021/10

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