サービス

自動車部品業界における事業戦略・競争力強化

車両のモジュール化・電動化や市場の新興国シフトに伴い、欧米企業のメガサプライヤー化や新興国メーカーの台頭が目立つ世界の自動車部品業界。デロイト トーマツグループは、今後の日系自動車部品サプライヤーの勝ち残りの鍵となる、「事業・製品ポートフォリオの組み換え」、「顧客ポートフォリオの拡大(系列外取引の拡大)」、「新興国を含めたグローバル経営力の強化」等の戦略的な事業オプションをご支援します。

日系自動車部品サプライヤー勝ち残りの鍵

日本の基幹産業である自動車、この業界において部品サプライヤー・関連商社の役割は極めて重要です。近年、車両のモジュール化・電動化や市場の新興国シフトに伴い、欧米企業のメガサプライヤー化や新興国メーカーの台頭が目立つものの、まだまだ巻き返しの余地があります。世界の自動車部品サプライヤー売上高上位100社を見ると日系企業が半数を占めるにもかかわらず、上位20社ではその比率が下がります。

今後、日系自動車部品サプライヤーにとっては、「事業・製品ポートフォリオの組み換え」、「顧客ポートフォリオの拡大(系列外取引の拡大)」、「新興国を含めたグローバル経営力の強化」などの戦略的な事業オプションを選択・実行できるかが勝ち残りの鍵となります。

自動車セクターでは、自動車部品に関連するサプライヤー・商社向けに、各種調査、事業戦略・中期計画策定、M&A、組織再編、地域ガバナンス強化、業務標準化、サプライチェーン(SCM)改善、IT中計策定、コスト削減など、中長期的な視点での勝ち残りを目指したものから即効性が求められるものまで、様々なサービスをグローバルレベルで提供しています。

【サービス事例】

・競争力強化に向けた競合他社・製品ベンチマーク
TPP・FTA対応に向けた国際通商戦略策定
地域経営基盤に向けたグローバル組織再編
真のグローバル化への経営管理力・ガバナンス強化
収益力向上に向けた物流コスト削減

 

競争力強化に向けた競合他社・製品ベンチマーク

市場・競争環境のグローバル化に伴い、欧米系Tier1サプライヤーのみならず、新興国メーカーも含めた競合は、同業他社やグローバルエクセレントカンパニーのベンチマークを徹底的に行っています。

本サービスでは、企業の事業戦略・組織・人材マネジメント・ビジネスモデル・オペレーション・製品等を、業界経験者・有識者へのインタビュー等を通じて、グローバルレベルで様々な観点から調査・分析することにより、競争力強化に向けた課題の抽出から施策の立案まで幅広くご支援しています。

競合他社・製品ベンチマーク ~成果物イメージ~

TPP・FTA対応に向けた国際通商戦略策定

販売や生産現場での改善努力を吹き飛ばすほどTPP・FTA等の通商政策が大きなインパクトを及ぼす近年、国際通商政策の分析なしに経営計画・投資計画を策定することには極めて大きなリスクが伴います。

本サービスでは、「グローバルレベルでの通商動向調査・分析」から、「関税・投資/サービス(外資規制等)・その他非関税障壁(環境規制、安全基準等)に於ける個別論点の調査・分析」、「サプライチェーンへの影響分析・最適化支援」、「ルール形成・渉外活動支援」まで、国際通商政策と自動車業界の専門家がコラボレーションしながらサービスをご提供いたします。

国際通商(ルールメイキング)戦略策定の全体アプローチ

地域経営強化に向けたグローバル組織再編

OEM、サプライヤー、商社等の自動車に関連した企業をはじめとして、海外に拠点を構える多くの日系企業では、市場規模拡大や顧客/得意先ニーズ、競合企業との競争環境に対応する形で、各事業部や現地法人主導による事業運営がなされてきましたが、事業拡大による各現地法人間での機能重複、それによる高コスト化及び人的リソース不足等の課題が表面化してきています。また、近年のTPP/FTA等の進展により、各地域の最適化に向けた動きが活発化しており、迅速な経営判断が求められています。

本サービスでは、豊富なグローバル組織再編の経験によって培われたフレームワークを用い、「組織」、「機能」、「管理/統制」、「人材」、「資金/税財務」の5つの視点から、網羅的に検討を実施し、グローバルでのデロイトグループの専門性(会計・税務・法務・労務等)を活用しながら、地域統括拠点の検討・立ち上げ、機能の地域移管・権限委譲、地域マネジメント力の強化、撤退・清算まで、幅広く、一貫したサポートをご提供いたします。

地域経営強化に向けた組織再編・体制強化の要諦

真のグローバル化への経営管理力・ガバナンス強化

欧米系Tier1サプライヤーとの競争環境変化、OEMからの海外進出要請等に伴い、事業規模の拡大やグローバル化の進展がますます進んだ日系の自動車部品サプライヤーにとって、グローバルレベルでの経営管理力・ガバナンス力の強化は喫緊の課題と言えます。

本サービスでは、グローバル本社の付加価値や効率性を、「企業ビジョンや事業戦略・経営計画の浸透度合い」、「財務管理・業務基盤の標準化レベル」、「グローバルレベルでの人材活用度合い」等といった様々な角度から分析し、グローバル化の成長ステージに応じた経営管理力・ガバナンス力強化の施策を立案します。

真のグローバル化に向けた企業の変遷パターン

収益力向上に向けた物流コスト削減

原材料費の削減や製造工程の改善が既に飽和しつつある中、物流コストは金額規模的にも、輸送業者との関係性やコスト構造的にも、最後に残された有望なコスト削減領域と考えられます。

本サービスでは、体系化された物流コスト削減アプローチにより、

「物流コストの見える化(構成要素の把握と構造的理解)」
「改善ノウハウの導入・コスト削減の実行(Quick Winによる意識改善)」
「コスト削減の仕組み化(恒常的活動への落とし込み)」

を図り、主要な削減アイテムの特定、効率的なコスト削減を実現します。

物流コスト削減の取り組みアプローチ