セミナー

開催レポート:≪2018年1月20日(土)、27日(土)開催≫M&Aプロフェッショナル養成講座

~案件組成からM&A取引実行までを疑似体験~

2018年1月20日、27日の2日間にわたり、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社主催にて「M&Aプロフェッショナル養成講座~案件組成からM&A取引実行までを疑似体験~」を有楽町電気ビルディングにて初開催しました。

デロイト トーマツ FAアカデミー開催報告

2018年1月20日、27日の2日間にわたり、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社主催にて「M&Aプロフェッショナル養成講座~案件組成からM&A取引実行までを疑似体験~」を有楽町電気ビルディングにて初開催しました。

本セミナーは、スモール・ミドルマーケットにおける事業承継問題を解消するため、M&Aプロフェッショナルを養成することを目的として企画・開催されました。そのため、既存の理論中心であったM&A実務セミナーよりも一つ上の水準でM&Aに関するより実践的なスキルを養成することができる内容で構成し、受講者の方々には講座や演習を通じて、M&A案件における各プロセスのタスクを段階的に「体験」できるように構成したセミナーです。

また、セミナー後に行った参加者アンケートでは「非常に専門的かつ実務的な内容を学べた」や「実際に実務で活用できるサンプルをベースに学ぶことができ、非常に価値があった」などのご感想をいただき、盛況のうちに終了することができました。

セミナーの概要

対象者

M&A業務の経験が浅いもしくは未経験のビジネスパーソン
(公認会計士、中小企業診断士、弁護士、税理士、企業のM&A関連の担当者様)
 

開催日時

2日間コース 全7講座(2018年1月20日(土)、27日(土))

会場

有限責任監査法人トーマツ 有楽町オフィス セミナールーム
〒100-0006 東京都千代田区有楽町 1-7-1 有楽町電気ビル 北館17階

受講料

全7講座 27万円(税込、初回特別価格)

受講特典

M&A関連業務における各種サンプルを講座内の教材としてご提供

 

講演内容

1日目は理論を集中的に学習し、2日目は実例を用いた演習を中心に実施しました。

<1日目>
  1. M&Aとは~M&Aの概要とソーシング~
    M&Aの目的やファイナンシャルアドバイザーに求められている役割に関して解説。
  2. 企業価値の算定~理論編~
    M&Aプロセスにおけるバリュエーションの役割や、バリュエーションの3つの評価手法(インカムアプローチ、マーケットアプローチ、コストアプローチ)について解説。
  3. 財務デューデリジェンスでのポイント~理論編~
    M&Aプロセスにおける財務デューデリジェンスの位置づけや、財務デューデリジェンス業務の設計/プランニングに関する解説。
  4. M&Aにおける必要書類~NDA、意向表明書、基本合意書、株式譲渡契約書等の理解~
    M&Aにおける契約書(NDA、意向表明書、基本合意書、株式譲渡契約書等)に関して、サンプルを使用しながらの解説。
<2日目>
  1. Information Memorandum(企業概要書)とは~IM作成とセルサイドM&Aの初動~
    セルサイドアドバイザリーを行う際にどのような場面でどのようなアクションが必要なのか、どのような資料が必要となるのかをサンプルや事例を交えて解説。また、IMのサンプルを配布し、作成方法も解説。
  2. 企業価値の算定~演習編~、財務デューデリジェンスでのポイント~演習編~
    仮想の会社のBS、PL、事業計画を使用して、実際に企業価値算定を実施。また、財務DDも仮想で行い、結果も企業価値算定に反映。

 

当日の様子

理論編が中心であった1日目

M&A全般におけるファイナンシャルアドバイザーの動き方、および各タスクについて講義しました。

1日目の講座はアカデミックな内容が主でありましたが、既に一定の知識を有している方が多く、受講者の方々からの質問は、実際に実務において直面することを想定している質問内容が大多数でした。通常のセミナーでは質問は少ないことが一般的ですが、本セミナーにおいては沢山の質問があり、講義中の対応では時間が足りず、休憩時間においても講師は質問攻めとなり、受講者の方々の熱意の高さがうかがえました。

1日目の講座で最も参加者の関心の高さが感じられたのは、「M&Aにおける必要書類」の項目でした。当該講義では、M&Aにおいて使用される各書類を、リアリティあるサンプルを参考にしながら、実務におけるポイントの解説が行われました。これらは実務では非常に重要になるものの、実際のサンプルなどは公開されることはほとんどなかったため、参加者の学びへの関心は高かったように感じられました。
 

実例を用い、実務を強く意識した2日目

2日目の最初のコマでは、当セミナーにおける目玉の一つである「Information Memorandum(企業概要書)とは~IM作成とセルサイドM&Aの初動~」が行われました。IMはセルサイドアドバイザリー業務としては欠かすことができないものであるにも関わらず、体系立てた書籍やセミナーはこれまでほとんどなかったように思います。当コマでは、その記載すべき内容や留意すべきポイントを、仮想の会社を設定し、「これらの会社の魅力をわかりやすく伝えるには?」という観点から説明が行われました。

午後からは本セミナーの大詰めである、企業価値評価と財務DDの演習が行われました。仮想の会社のBS、PL、事業計画やDDにおける検出事項をベースに、買収価格の初期的評価から、財務DDの実施。財務DD後の再度の価値評価、という一連のプロセスを演習形式で体験していただきました。

当演習問題は、デロイト トーマツ グループにおいて第一線で活躍する実務家講師陣が作成した問題であり、受講者の方々には実務のリアリティを感じながら、問題を解き進めていただきました。演習問題の解説でも非常に多数の実務的な質問が積極的に飛び交う、熱気溢れる会場でした。

こうして全ての講座が予定通り終了し、講座の最後に本講座の修了証書の授与が行われました。

2日間の長丁場でしたが、講座終了後には講師や参加者同士で名刺交換を行いつつ、情報交換をする姿も見られました。

なお、当講座を受講された方には、当社が運営するM&Aプラスにおいて、一定の特典を差し上げる予定です。詳細は、受講された方にお知らせしています。

 

開催予定

2018年5月12日~19日
M&Aプロフェッショナル養成講座

※外部サイトにリンクします。

セミナー事務局よりメッセージ

近年、社長の高齢化や後継者不足を背景に、事業承継に関する問題に直面する企業は増加の一途を辿っています。従来は親族内承継中心だった事業承継も、現在は外部の第三者へのM&Aや会社の番頭・従業員への承継(MBO)も盛んになってきており、事業承継への取り組み方も変わりつつあります。

ここで大事なことは、オーナー社長が数ある選択肢の中から自社に最適な回答を選択できるインフラを整えることであり、そのための鍵となるのは、これらの悩みを相談でき、選んだ選択肢を一緒に実行していける専門家や、これらを支えるプラットフォームの存在であると思います。

デロイト トーマツ グループは事業承継問題に向き合い、これらに関係する方々に常に寄り添いながら、次世代へ歴史のタスキを着実に渡すために今何をすべきかを一緒に考える存在でありたいと考えています。

今後もこのようなセミナー等を通して日本の事業承継問題解決のお役に立てるように情報発信を続けていきます。

当日のセミナー内容について詳しく知りたい方

当日のセミナー内容について詳しく知りたいという方は以下よりお問い合わせください。
デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社
熊谷元裕

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