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顧客・製品・成長戦略の統合(バイサイド)

顧客・製品・成長戦略の統合において重要なことは、M&A・経営統合時に発生する統合当事者間の顧客製品の重複をいかに合理化して、最適なポートフォリオに移行していくか、および、両社にて異なる各種戦略をいかに整合性のあるものとして統合していくかを、市場における競争力向上、顧客に対する価値増大の観点から検討を進め、最適解を導き出すことをご支援するものです。

なぜ統合戦略が描けないのか

M&A・経営統合において、戦略の統合ほど重要なものはありません。統合両社の統合ビジョンといった目指すべき目標・ポジションまではおおよその合意はできていても、そこにいたる道程が不明確であったり、目標を達成する手段である戦略が描ききれていないケースが多いのも事実です。

なぜ戦略を描くことができないのか、要因は3つあります。

1つ目は両社の経営の自主性を重んじるがあまり、「あまり相手側の戦略に関し、踏み込むのはやめよう」と議論を避ける傾向があります。

2つ目には、互いの戦略を優先視するがあまり、「どちらの戦略でいくか」といった内向きの議論に終始し、対競合や対市場といった観点で戦略を新たに作り直そうとしないことがあります。

最後に、M&Aや経営統合することが目的化して、上記の統合ビジョンや大きなスローガンさえ合意していれば「うまくいく」という幻想を抱いてしまうためです。

上記のようなケースでは必ずといって良いほどM&A・経営統合は成功しません。最悪のケースはしばらくして経営統合の解消や被買収企業・事業の売却というケースにも発展します。

統合効果を最大化するために

そのような事態を避ける意味だけではなく、統合効果を最大化し、M&A・経営統合後もさらなる成長を実現するために、顧客、製品、成長戦略の統合は必須の検討テーマであります。

具体的には、発生する統合当事者間の顧客製品サービスの重複をいかに合理化して、最適なポートフォリオに移行していくか、顧客、市場、チャネル、製品サービス毎の分析を行い製品サービスの合理化を押し進め、市場における競争力向上、顧客に対する価値増大の観点から新会社としての成長戦略を立案し、顧客に対するDay1戦略の計画に落とし込むと同時に、必要に応じ販売マーケティング機能の統合といった新組織の設計まで行います。

デロイト トーマツ グループでは、実際のプロジェクトにおいて上記戦略・計画に基づいた施策の実行までご支援することも可能です。