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経営組織の設計(バイサイド)

M&Aにおける期待効果の実現には、新会社・買収先経営体制のスピーディな構築が不可欠です。合併においては、主導権争いや力関係に囚われない実力主義での人材配置に重点を置き、買収、特に海外企業の買収においては、現経営陣のリテンションと自社からの人材の派遣、さらに経営を任せる前提としての買収先の経営の可視化に重点を置いて、M&Aの成功に資する経営体制構築を支援します。

統合戦略を実行可能とする意思決定機構の構築

M&Aを実行したが思うように効果が出ない、その大きな要因として、PMIにおける意思決定および実行体制の甘さが挙げられます。新会社・買収先の経営体制をスピーディに定め、PMI実行における責任の所在を明確化し作業を円滑に進める体制を整備することが必要です。

合併新会社の経営体制構築の要点

合併では、当事者間の主導権争いから、妥協の産物としてのたすきがけ人事や、力関係に基づく一方的な人事配置等が行われ、円滑な意思決定や従業員の士気を阻害しがちです。それを防ぐには、実現したい戦略に基づく明確な選考基準・プロセスを定義した上で、両社トップの強い意思の下、実力主義での人材配置を行うことが肝要です。

現実的に大胆な改革が難しい場合でも、あるべき姿を明確に発信した上でロードマップを描き、時間をかけてでも改革を行うことが不可欠です。

 

被買収会社への効果的統制の要点

買収の中でも特に海外企業を買収するクロスボーダーPMIでは、(1)買収先の経営体制の構築、(2)現地に経営を任せる前提としての経営の可視化が必要です。

 

(1)外国企業の買収先の経営体制の構築では、以下がポイントとなります。

・理念・価値観の共有や、達成してほしい成果の明示とそれに見合う権限・インセンティブの設定により現経営陣のリテンションを図る

・既存ポストとの役割の明確化に留意しながら、自社から人材を派遣する

 

(2)経営の可視化では、以下がポイントとなります。

・組織構造・責任権限:各組織やキーパーソンの配置、各ポジションの権限・責任等を把握し、問題発生時の指揮命令系統や責任の所在等を明確化する

・経営指標:現場の実態を把握するために自社として見るべき指標の確認方法を把握する

 

デロイト トーマツ グループは、クロスボーダーを含む数多くのM&A案件をご支援してきた経験や方法論、PMI・人事領域の専門家をもって、戦略実現に最適な経営体制の構築をご支援します。

マネジメント体制構築 : グループガバナンス体制設計 

主な役員兼務パターン