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Crunch Time - 決断の時

デジタル世界に直面するファイナンス組織

財務のためのデジタル化に、決断の時が迫っている。デジタル改革の恩恵を受けるためには、どのようなロードマップを描く必要があるだろうか。

テクノロジーが企業経営に寄与するだけの時代は終わり、これからはテクノロジーが企業経営の成功のカギを握る。そのような時代において、財務責任者が特に注目すべき7つのテクノロジー(Robotics, IoT, AIなど)を紹介する。これらのテクノロジーは既存システムや業務プロセスを進化させ、今までとは異なる観点・手法を提供する。
財務責任者はこれらのテクノロジーを自社にどのように取り込んでいくか、まさに決断の時が迫っている。

Crunch Time - 決断の時 デジタル世界の財務 (1.30MB, PDF)

新たな挑戦、新しいツール

財務業務で利用可能な新しいデジタルツールには、主要システムや現状プロセスの進化に特化しているものもあります。一方、エクスポネンシャルと呼ばれるツールは、今までとは異なる新しい方法を提供します。どちらも、業務の改善と、より効率的な事業支援を行うために財務が利用できるツールセットですが、一緒に利用した場合、特にその効果が高まります。調査では、ここに示す7つのテクノロジーと財務業務の進め方の関連性がますます深まっていることが示されました。

Cloud
クラウドはコンピューティングの一種で、拡張性や弾力性のあるテクノロジーを用いて、インターネットを通じサービスを提供します。ファイナンス組織では、多額の先行投資を行わなくても、パブリック・クラウド、プライベート・クラウド、あるいはハイブリッド・クラウドを通じ、さまざまな財務機能をアズ・ア・サービス(aaS)として提供を受けることができます。
Advanced Analytics
アナリティクスは長らく財務で活用されてきた方法のひとつですが、新たな手法は困難な課題に対し、洞察的な答えを導き出すことに役立ちます。新たな手法では、アナリティクスをビッグデータと組み合わせ、将来的なビジネスの可能性を示すパターンを見つけ出します。
Cognitive Computing
コグニティブ・コンピューティングや人口知能(AI)は人間の思考を模倣します。このテクノロジーには、機械学習、自然言語処理、音声認識やコンピューター・ビジョンなどが含まれます。
Process Robotics
プロセス・ロボティクスは複数のシステム間での取引処理や通信を自動で行います。ロボットは人間と同じように反復作業を行いますが、エラーや疲労などのリスクが低減します。
Visualization
ビジュアリゼーションとは、大規模かつ高密度なデータを分析するために、画像やインタラクティブ・テクノロジーを革新的な方法で利用することを言います。一連のビジュアリゼーションにより、BI(ビジネスインテリジェンス)やアナリティクス・プラットフォームが補完され、豊富なグラフィック、相互性やユーザビリティが実現されます。
In-memory Computing
インメモリ・コンピューティングでは、メインメモリにデータを保存し、レスポンスタイムを速めることができます。データが圧縮されるため、ストレージ要件が軽減されます。結果として、以前は想像できなかったスピードでデータへのアクセスが可能となるのです。
Blockchain
ブロックチェーンは、デジタルに分散された元帳であり、統制を必要とはせず、トランザクションが自動で検証され、分散、接続されたノード間のネットワークに安全に保存されます。

 

 

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