最新動向/市場予測

2016年版 グローバル アウトソーシング サーベイ 結果概要(抄訳版)

Global Outsourcing Survey 2016

デロイトが2016年に実施したグローバル アウトソーシング サーベイより、グローバルにおけるBPO(ビジネス プロセス アウトソーシング)の実態・トレンドを紹介する。

グローバル アウトソーシング サーベイは、グローバルレベルでのアウトソーシングの実態・トレンド把握を目的に、デロイトが隔年で実施しているサーベイである。2016年のサーベイでは、「アウトソーシングの現状と今後」、「アウトソース先のロケーション」、「ベンダーマネジメント」、「経験からの学び」等の質問項目を設定し、29ヵ国182社のアウトソーシング責任者から回答を得た。

2016年版 グローバル アウトソーシング サーベイ 結果概要(抄訳版) 〔PDF,314KB〕

アウトソーシングの現状と今後

  • アウトソーシングの活動度が最も高いのは依然としてIT領域であり、回答企業のうち72%がアウトソースしている
  • 現在、アウトソーシングを積極的に活用しているIT領域であっても、今後さらなる活用拡大が志向されている
  • 今後アウトソーシングの活用が最も見込まれる領域は経理・財務であり、回答企業の36%が拡大を検討している

現在アウトソーシングを活用している業務領域と今後の活用拡大する予定 
画像をクリックまたはタップすると、拡大版をご覧になれます

ベンダーマネジメント

  • ベンダーに関する課題意識は、「コスト」という定量要素に留まらず、「取り組み姿勢」や「レスポンスの悪さ」といったコミュニケーション要素、並びに「イノベーションの欠如」、「高品質なベンダーの減少」といった品質要素に多くの課題があると認識されている
  • 課題解決には、「上位層へのエスカレーション」が最も一般的な対応策であるが、半数の回答企業は、「取引内容の見直し」も対応策としている

ベンダーに関する課題
画像をクリックまたはタップすると、拡大版をご覧になれます
課題解決に向けて実施した対応
画像をクリックまたはタップすると、拡大版をご覧になれます

経験からの学び

  • アウトソーシングで得られた効果としては、「コスト削減」が最も多いが、「中核ビジネスへの注力」、「キャパシティの問題解決」、「品質向上」などのコスト削減以外の付加価値を認識している
  • 過去のアウトソースの経験から、回答企業が最も改善したい点が、「業務移管への十分な時間の投下」である

アウトソーシングで得られた効果
画像をクリックまたはタップすると、拡大版をご覧になれます
過去の経験を踏まえ、次回アウトソースする際に変えたいこと
画像をクリックまたはタップすると、拡大版をご覧になれます
  • 80%の回答企業は、アウトソーシングを行うにあたり、第三者のアドバイザーを利用している
  • 半数以上の回答企業は、「移行後支援」を除くすべての領域において、アドバイザーが価値を提供したと考えている

直近のアウトソースの取り組みでアドバイザー(第三者)が提供した価値
画像をクリックまたはタップすると、拡大版をご覧になれます
お役に立ちましたか?