事例紹介

Beパレットふじ 事業者支援事業 活動紹介 (4)

「紙の街」富士市を支える創業100年超の鐵工所の経営戦略策定支援

「富士市地域産業支援センター(Beパレットふじ)事業者支援業務委託事業」での活動を紹介するシリーズ第4弾。1919年創業の製紙機械メーカーである株式会社斎藤鐵工所は、リーマンショックや製紙業界の環境変化を踏まえ、事業展開に新たな一手を投じる必要性を感じていました。直近10年間の業務をヒアリングしながら、今後10年先までの経営戦略策定等を支援し、今後の取引拡大が期待できる市内製紙会社2社から新規受注しました。

事業概要

静岡県富士市「富士市地域産業支援センター事業者支援業務委託事業」では、新たに設置された富士市地域産業支援センターに、知財、創業、IT・DX をはじめとした専門スキルを有する人材を常駐で配置し、地域産業を担う市内中小企業等が抱える経営上のあらゆる課題解決をワンストップで支援しています。

また、富士市内外の産業支援機関との連携を積極的に図り、市内中小企業等への伴走型支援や企業間マッチングを効果的に実施しています。売上向上といった事業成長や経営効率化だけでなく、起業・創業についても積極的に促進することで、富士市の産業振興および地域活性化に貢献します。

Beパレットふじ 事業者支援事業 活動紹介 (4), 1MB, PDF

事例紹介

株式会社斎藤鐵工所は、富士商工会議所の会報で「百年企業」として特集記事が組まれる、富士市の製紙産業と地域の雇用を支えてきた企業の一社です。近年は、リーマンショックや製紙業界の環境変化を踏まえ、事業展開に新たな一手を投じる必要性を感じていました。

富士商工会議所からの勧めもあり、令和4年8月よりBeパレットふじへの相談が始まり、プッシュ(訪問)型支援を行いながら、直近10年間に取引先から依頼された業務内容、売上、利益、対応期間と時期等の細かな経営状況のヒアリングを行い、今後10年先までの経営戦略の策定を支援しました。経営戦略に基づき、客先で実際に使用する営業チラシ作成等の具体的な支援を実施し、その結果、今後の取引拡大が期待できる、富士市内の製紙会社2社から新規受注を獲得しました。

※詳細は添付のPDFファイルをご覧ください。

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