事例紹介

地方創生 事業プロデュース活動紹介(10)

北九州発のお土産「ネジチョコ」の事業拡大支援(北九州)

特許庁委託事業「地方創生のための事業プロデューサー派遣事業(平成28~30年度)」での活動を紹介するシリーズ第10弾。今回は、北九州発のお土産「ネジチョコ」の事業拡大支援事例をご紹介します。

北九州発のお土産「ネジチョコ」の事業拡大支援(北九州)

特許庁委託事業「地方創生のための事業プロデューサー派遣事業(平成28~30年度)」(本事業)では、新規事業創出の専門人材「事業プロデューサー」を公的機関等の派遣先に常駐させ、地域が保有する技術力や知的財産を地域の課題に根ざした事業の中で活用することにより地方創生を促進します。「事業プロデューサー」は、地域における事業化機能拡充のため、様々なネットワークを活用しながら事業創出環境活動を支援します。

平成28年10月を皮切りに3名の事業プロデューサーが埼玉、静岡、北九州の3拠点に派遣され、併走型の地域ビジネス促進活動を行っています。

オーエーセンターは通信機器販売・工事業を北九州で展開する一方で、自社のカフェ部門事業で経営する洋菓子店「GRAN DA ZUR(グランダジュール)」にて、ボルトとナットの形状をした、一口サイズのユニークなチョコレートである「ネジチョコ」を製造・販売しています。この度、派遣先の北九州産業学術推進機構(FAIS)による量産化のための技術課題の解決と、事業プロデューサーによる知的財産の権利化(模倣対策)が両立したことにより、大企業とのコラボ商品の開発・販売が実現するとともに、従来からの販売エリア以外への販売拡大が進みはじめました。

 

※詳細は添付のPDFファイルをご覧ください。

地方創生事業プロデュース活動紹介(10)(PDF, 502KB)

担当事業プロデューサー

近藤 真吾(派遣先:北九州産業学術推進機構)

 

専門性・実績

  • 大手自動車会社にて様々な研究開発、国家プロジェクト等に従事。
  • 新規事業開発に長年従事
  • 知的財産部にて、発明発掘等の出願業務や特許調査業務に従事
  • 多数の新規事業開発経験や特許業務経験からビジネス感覚の鋭さ、技術の目利きに優れている
担当事業プロデューサー:増山 達也(派遣先:静岡県産業振興財団)
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