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PC造による大型マルチテナント型物流施設の開発 ~GLP吹田の構造設計コンセプトから

月刊セメント・コンクリート 2017年12月号掲載

PC(プレキャストプレストレストコンクリート)免震の大型物流施設としてGLP吹田を取り上げ、デロイト トーマツ PRS株式会社が担当している構造設計の視点から、物流施設とPC免震の相性や構造設計のコンセプトについて紹介します。

目次

1.はじめに
2.物件紹介
3.PC 造と物流施設の相性
4.PC 免震の地震に対する優位性とリスク定量評価
5.構造設計および施工の特徴
6.今後の展望

内容

1.はじめに

昨今、ネット通販市場の拡大などの理由から物流施設の需要が高くなり、大型物流施設の開発が進んでいる。特にアクセスに優れている高速道路のインターチェンジ付近に建設が集中している。倉庫の開発棟数および床面積は、図1に示すように年々減少しているものの、2009年度から上昇傾向にある。また1 棟あたりの平均床面積は1999年度より増加しており、日本における不動産の証券化が本格的に行われた頃から倉庫が大型化しているのが伺える。

近年の倉庫は荷物の保管のみならず、物流機能を有した物流施設として開発されることが多い。また、不動産の証券化に伴い、投資目的の物流施設開発も増えてきており、他の物流施設との差別化が図られている。差別化の一環として、これまで多く建設されてきた鉄骨造による耐震建物でなく、プレキャストプレストレストコンクリート造(Precast Prestressed Concrete:以下、PC造と称す)による免震建物(PC造と免震建物の組み合わせを以下、PC免震と称す)を採用した先進的物流施設が多く開発されている。

倉庫の着工棟数と床面積の推移
※クリックして画像を拡大表示できます

本稿では、PC免震の大型物流施設としてGLP吹田を取り上げ、筆者が担当している構造設計の視点から、物流施設とPC免震の相性や構造設計のコンセプトについて紹介する。

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出典:月刊誌「セメント・コンクリート」2017年12月号より転載
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