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The Urban Optimist

Daniel Doctoroff 未来の都市について語る

無数の課題に直面している今日の都市。IoT等の新たなテクノロジー活用による次世代都市の開発を目的としたAlphabet(Google親会社)の子会社、Sidewalk Labs社の創始者Daniel L. Doctoroff氏が語る、都市の歴史と未来、そして都市生活の再構築を実現するテクノロジーの展望について紹介する。

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Sidewalk Labsの会長兼CEOであるDaniel L. Doctoroffにとって、都市とは、単に人々と建物の集合体ではない。都市には、市民・政府・企業の区別なく、すべての人々にとっての都市生活の質を向上させるイノベーションの機会がある。検索エンジンの最大手であるGoogleと同じく、Alphabetの子会社であるSidewalk Labsは、世界中の「大都市が抱える問題」に対処する製品・サービスを開発するために、テクノロジー、データ、戦略および資本を結合させようとしている。この目標は非常に野心的ではあるものの、Danは大都市の問題との戦いにおける新参者ではない。Sidewalk Labsを設立する前は、Bloomberg LPの社長兼CEOであり、Michael Bloomberg元ニューヨーク市長体制下における副市長として、市の経済開発と再建を担当した実績がある。

私は、Sidewalk Labsの本社がハドソンヤードに移転している最中にDanと会った。ハドソンヤードは、ニューヨーク市において古くからある工業地域であったが、いまや米国最大の複合施設として生まれ変わろうとしている。一世紀前の車両基地の上では最先端の建設工事が現在進んでいる。Danはニューヨーク市副市長時代にこのプロジェクトの着想を得ていたこともあって、私たちの会話は自然と、都市の歴史と未来、そして、テクノロジーが如何にして都市生活の再構築をサポートし得るかというテーマに広がっていった。

文:Scott Corwin米デロイトコンサルティングLLP  マネージングディレクター

 

本レポートはDeloitte University Pressで発行された英語レポートを翻訳したものです。

原文レポートは以下よりご参照いただけます。
The urban optimist_Daniel Doctoroff on the future of cities.pdf 

(578KB, PDF)
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