Brexit Newsletter (UK)-vol.9

最新動向/市場予測

Deloitte UK 日系企業サービスグループ 『Brexit Newsletter (UK) - vol.10』

独仏伊首脳会談においてEUの結束を改めて表明(2016年8月31日)

Brexitの投票結果やそれに伴う英ポンド下落の経済への影響を示すいくつかの統計が発表されている。

Brexitに関する最近の動き ※詳細資料(PDF)より一部抜粋

先週は独仏伊首脳会談が行われ、改めてEUの結束が表明された。またBrexitの投票結果やそれに伴う英ポンド下落の経済への影響を示すいくつかの統計が発表されている。

以下は、この一週間の経済とBrexitに関する主な動きである。

  • ONS (Office for National Statistics) の二次推計によると、第2四半期の英国経済は0.6%の成長となった。当該四半期の個人消費の伸びは、6月の国民投票実施までの2年間の中で最も速いペースである。
  •  Citiグループによる、エコノミストの事前予想と実績データとの乖離幅を指数化した英国のエコノミック・サプライズ指数は、一連の英国の経済データが予想よりも好調だったため、3年ぶりの高い水準となった。
  • EU‐米国間の自由貿易協定として注目されていた環大西洋貿易投資協定(TTIP)の交渉が失敗に終わる可能性が高いことについて、ドイツの経済相は、「欧州が米国の要求に従いたくない」ことが原因であると述べた。
  •  英国自動車工業会(SMMT)によると、年初から7月までの英国の累計自動車生産台数は2004年以来初めて100万台を超えた。

 

その他のBrexitと欧州の政策に関する先週の主な動きは以下のとおりである。

  •  不動産仲介業のCountrywideによると、英国のEU離脱に関する不確実性により、来年の英国の住宅価格は1%ほど「わずかに」下落するものの、2018年には回復すると見られる。
  •  英国産業連盟(CBI)の企業動向調査によると、8月の英国の輸出受注は、英ポンド下落が海外からの購買を喚起したことにより急増し、2年ぶりの高い水準となった。
  •  スイス時計協会の発表では、7月の英国向けスイス時計の出荷は13.4%増加した。英ポンド安を利用して英国で購入する買い物客の需要が急増し、英国の小売業者からの注文が増加したためである。
  • 地中海のヴェントテーネ島で開かれた独仏伊首脳会談で、三か国の首脳は、英国の離脱によるEUの弱体化阻止を表明した。イタリアのMatteo Renzi首相は、「我々は欧州が問題点であるとは考えていない。欧州が解決策だと考えている」と述べた。
(PDF, 271KB)

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