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最新動向/市場予測
Deloitte UK 日系企業サービスグループ『Brexit Newsletter (UK) - vol.103』
(2019年5月29日)
Theresa May首相が提示した離脱協定の修正案に対して、与野党双方の議員より厳しい非難が集中し、May首相は6月7日に保守党党首を辞任することを表明した。この辞任表明を受けて、保守党内の議員が続々と保守党党首選への立候補を表明しており、各立候補者の今後の動向が注目されている。
Brexitに関する最近の動き ※詳細資料(PDF)より一部抜粋
先週までのBrexit、欧州の政治および経済に関する主な動きは以下の通りである。
- 英国の統一地方選挙の結果、有権者が保守党や労働党に不満を感じていることが示された。EU への残留を支持する自由民主党や小規模政党、そして無所属が議席を伸ばした。
- 労働党の全国執行委員会(National Executive Committee)は、TomWatson 副党首ではなくJeremy Corbyn 党首の主張を支持し、確認のための2 回目の国民投票を実施しないことを決定した。
- 英国政府は、5 月23 日に実施される欧州議会選挙に参加することを確認した。
- 欧州議会選挙について、世論調査では依然として保守党が大敗するとの見通しが示されており、労働党も残留支持派の対立候補に敗北するとみられている。
- Brexit の行き詰まりを打開すべく行われている労働党と保守党の協議は決裂寸前と報じられている。
- 報道によると、Theresa May 首相は、4 度目となる議会への離脱協定案の提出を今後2 週間以内に行う予定である。
Brexit Newsletter(UK) -vol.103 (PDF, 697KB)
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