最新動向/市場予測

Deloitte UK 日系企業サービスグループ 『Brexit Newsletter (UK) - vol.6』

経済に及ぼした影響は非常に局地的(2016年8月2日)

欧州において金融ストレスが最も高まっているのは、英国ではなく、イタリアの銀行である。

Brexitに関する最近の動き ※詳細資料(PDF)より一部抜粋

これまでのところ、英国のBrexitの投票結果が経済に及ぼした影響は非常に局地的である。英ポンドや景況感は急落し、エコノミストは来年の英国の成長見通しを引き下げている。しかし、英国の状況が世界に悪影響を及ぼしている兆候はほとんど見られない。リーマン破綻後の2008年から2009年や、欧州債務危機の2010年から2011年には赤信号が点滅していた金融部門の各種ストレス指標は、現在は低い水準に抑えられている。Brexitは大きな政治的ショックであったが、世界的な経済ショックにはなっていない。

欧州において金融ストレスが最も高まっているのは、英国ではなく、イタリアの銀行である。

以下は、先週の主な動きである。
 

Deloitte UK チーフエコノミストの私見 

  • Angela Merkel独首相は記者会見で、ビュルツブルグ及びアンスバッハでのイスラム過激派によるものとみられるテロ事件を受け、難民に対する自身の政策を擁護し、ドイツは「この歴史的な挑戦を成し遂げられる」と述べた。
  • ドイツの右派政党である「ドイツのための選択肢」(AfD)の党首は、EUは今後5年で抜本的な改革を行うか、オランダ、デンマーク、オーストリアといった他の加盟国まで失うかのいずれかであると警告した。
  • Financial Times紙によると、タンザニアとウガンダが東アフリカ共同体とEU間の貿易協定案に反対したため、数百万人のケニア人-特に花の輸出に関わる人々-の生活が聞きに晒されている。タンザニアは反対の理由を、英国離脱後のEUの不確実性のためと述べている。
  • 欧州委員会がBrexitに関する交渉責任者に「シティーの宿敵」とも呼ばれるMichel Barnierを任命したことは、多くの人に驚きをもって迎えられた。 
(PDF, 250KB)

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