ナレッジ

流通業に潜む粉飾決算リスク

粉飾決算の概要や発見のポイント

過去の事例から粉飾決算の手口の解説やその発見のポイント を解説する。「週刊 金融財政事情」2010年7月12日号(2891号)掲載

パソコン周辺機器小売S社の事例

S社は北関東を基盤にパソコン周辺機器を仕入販売しており、現創業者であるM氏が学生のときに起業してから短期間で急速に業容を拡大してきた。近年はモバイルPCへの需要シフトへの対応が遅れ、利益率は低迷していたが、M氏は過去の成功体験から脱却できず、新店舗を次々とオープンさせた。

利益率の低下と拡大路線の継続は運転資本の増大を招いており、売上債権と棚卸資産の合計から仕入債務を差し引いた正味運転資本はこの3期の間に4倍近くにまでふくれあがった。とりわけ店頭在庫の水準は年商の2カ月分を超える水準となっていた。M社長は、価格競争激化で薄利多売型となっているため、業容の拡大が不可避と主張していた。

続きは添付ファイル[PDF]をご覧ください。
 

(256KB,PDF)

関連するサービス

企業再生、フォレンジックに関する最新情報、解説記事、ナレッジ、サービス紹介は以下からお進みください。
■ 企業再生:トップページ
■ 不正対応・係争サポート:トップページ
 

シリーズ記事一覧

■ 業種別粉飾決算 ~粉飾決算の概要や発見のポイント~
お役に立ちましたか?