調査レポート

イノベーションの必要性:内部監査の影響力を高めるための道筋を築く

デロイトのグローバルCAE(Chief Audit Executive/内部監査執行役員)サーベイ2018

2018年の本調査では、内部監査部門の役割と、内部監査部門がビジネスにもたらす客観性、スキル、高いプロ意識、組織全体を見渡す視点を十分に活用する方法について、CAE(内部監査執行役員)がどのように捉えているのか探ります。

レポート概要

「イノベーションの必要性:内部監査の影響力を高めるための道筋を築く」と題されたデロイトのグローバルCAEサーベイでは、世界各地の内部監査部門の現状について、組織内で非常に大きな影響力を持つ部門に焦点を当てて、詳しく調査しています。

どの業界の企業も変革の取り組みを行っていますが、これまで内部監査部門は、多くの場合、そうした変革のペースに追いついていませんでした。デロイトの調査結果は、各社のCAEが自社の内部監査部門が持つ組織内における影響力が、過去2年間でどの程度変化したと認識しているかを示しています。ただし、より掘り下げて見てみると、内部監査部門が進化する組織のニーズを満たし、より多くの価値を提供できるように、イノベーションを受け入れる必要性(そして、機会)があることが明らかになります。

レポートでは以下の点について考察しています。

  • データアナリティクス、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)、アジャイル型内部監査、サイバーリスクを含む、重要な領域における内部監査部門の現状に関する主な調査結果
  • 大きな影響力を持つ内部監査部門が上記の各領域で行っている施策
  • よりイノベーティブになり、その結果として組織内での影響力を高めるための主な検討ポイント

大きな影響力を持つ内部監査部門は、内部監査業務とステークホルダーに貢献するための新しいアプローチを取り入れています。彼らは、高度なアナリティクスと新たなテクノロジーを導入しています。また、組織文化の評価などの領域に自身の業務を拡大するとともに、従来のモデルに代わるリソースモデルを通じて人材の問題にも取り組んでいます。つまり、彼らは、他とは違う方法で物事を行い、イノベーションを進めているのです。

(PDF, 4.35MB)
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主要なトピック

今後3~5年以内に内部監査を与える主なイノベーション

CAEは、従来の業務提供方法ではステークホルダーの進化するニーズを満たせないことを理解しています。そのため、データ解析、コグニティブテクノロジー(認識技術)、予測分析、リスク予測、アジャイル型内部監査、統合アシュアランスなど、今後3~5年のうちに部門に影響を及ぼすイノベーションに期待しています。

今後3~5年以内に内部監査に影響を与える主なイノベーション
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今後3~5年間の主な戦略的優先事項

多くのCAEは、今後3~5年間、アナリティクスの実施、人材パイプラインの強化、ビジネス部門との連携強化並びに品質の向上が内部監査部門の戦略的優先事項であると考えています。これに関して、「どうすればこれらの戦略的優先事項を実現することができるのか」という疑問が生じます。 

今後3~5年間の主な戦略的優先事項
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本調査について

デロイト トウシュ トーマツ リミテッドは、内部監査部門が組織内での影響力を高める方法についてさらに深く理解するため、主要な業界と地域を代表する企業の内部監査執行役員(CAE)1,100 名以上を対象に調査を実施しました。

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