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内部監査のデジタルトランスフォーメーション(DX)
内部監査の新潮流シリーズ(5):組織全体が革新的な技術の導入を続けるなか、内部監査部門も変革する必要があります
企業活動を行う上でテクノロジーが担う役割は拡大の一途をたどり、非常に興味深い時代に突入しています。高度なアナリティクス、RPA、コグニティブ・インテリジェンスにおける技術の進歩とトレンドは急速にビジネスモデルを再編成し、生産性を改善しています。革新が進む技術を導入し続けるに従い、内部監査部門の責任はこれまで以上に重要となり、最新技術導入に伴う新たなリスクを評価し、リスクに対する見識を得なくてはなりません。
デロイト トーマツでは、「内部監査の新潮流」と題して内部監査のトピックスを全24回にわたり連載いたします。前半は、内部監査の基礎となる事項をとりあげ、後半は次世代の内部監査に求められる最新のトピックスを取り上げます。全24回の詳細はこちらのページをご覧ください。
内部監査機能の定義とテクノロジーの導入
企業活動を行う上でテクノロジーが担う役割は拡大の一途をたどり、非常に興味深い時代に突入しています。内部監査にテクノロジーを導入するにあたっては、内部監査の機能をあらためて定義する必要があります。内部監査のステークホルダーは、内部監査の伝統的な役割である保証機能を兼ね備えながらも、助言さらには予測といったマネジメントに有用な情報を提供することを求めています。内部監査への期待や役割が変化する中で、従来の保証と信頼できるアドバイザーの役割およびリスク予測との関係を最適化する方法として、新たなテクノロジーを導入していくことが重要となります。
内部監査に採り入れるべき新たなテクノロジーの例
高度なアナリティクス、RPA、コグニティブ・インテリジェンスにおける技術の進歩とトレンドは急速にビジネスモデルを再編成し、生産性を改善しています。自動化した場合のSOXテストはロボットが大半を実施することで、大幅な工数削減とリソースの最適化が期待できます。従来型のテスト手順では人の手を介すプロセスが多く時間がかかっていましたが、自動化を行うことによってロボットが実施した手続を監査人が確認し、必要に応じて人間が修正して最終結論を出します。
デジタル内部監査の展開
業務上の効率化を実現するために組織全体が革新的な技術の導入を続けるなか、内部監査部門はその取り組みにおいて後れをとるべきではありません。内部監査部門がどのように貢献できるかを考えるための留意点も考慮しながら、デジタル内部監査の展開を図っていくべきです。
これらの内容につきまして、詳しくは「内部監査実務ハンドブック」をご覧ください。
また、トーマツでは「次世代の内部監査への変革を本気で取り組もう」という会社様向けに「次世代内部監査提言サービス」を始めました。外部品質評価(診断)や内部監査ラボなどを通してInternal Audit 3.0フレームワークとのFit & Gap分析を実施し、各社の実情に合った次世代内部監査モデルを提言いたします。ご興味のある方はぜひトーマツの内部監査プロフェッショナルまでお問い合わせください。
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