最新動向/市場予測

相次ぐストレス事象への「怯え」がもたらす金融相場の過熱化

リスクインテリジェンス メールマガジン Vol.16 (2016年7月)

マクロ経済金融に係るリスクの概観と金融規制の動向に係る概観について、留意すべき特徴点を炙り出すと同時に、有限責任監査法人トーマツ リスク管理戦略センターが考える意見も発信いたします。『リスクインテリジェンス メールマガジン(グローバル・リスク・ウォッチ)Vol.16』(2016年7月)

マクロ経済金融に係るリスクの概観(トレンド&トピックス)

◆相次ぐストレス事象への「怯え」がもたらす金融相場の過熱化
有限責任監査法人トーマツ
リスク管理戦略センター長 / パートナー
大山 剛

英国で6月23日に実施された国民投票では、離脱派が多数を占めるという「まさか」の結果となってしまいました。
一時は大混乱に陥ったグローバル市場ですが、漸く落ち着き始めた途端に、今度はフランスのニースでトラックを使った大規模テロ、そしてその翌日にはトルコでクーデター未遂が起こるなど、まさに世界が揺れ動いた一ヶ月間でした。

<<上記の一連の事件が世界にもたらした、大きな二つの影響に関する詳細資料あり>>

〔PDF, 316KB〕

金融規制の動向に係る概観(トレンド&トピックス)

◆今後の影響が注目される資産運用業向け規制強化
有限責任監査法人トーマツ
シニアマネジャー
岩井 浩一

このところ銀行規制については随分と落ち着いた雰囲気が漂い始めているのですが、その一方で、資産運用業に係る規制改革論議がにわかに盛り上がりをみせつつあり、当面の規制改革の内容がかなり明らかになってきました。

<<金融安定理事会(FSB)と証券監督者国際機構(IOSCO)の資産運用業に係る政策方針と、これ対するFSBの提言に関する詳細資料あり>>

〔PDF, 314KB〕

今月の注目指標

◆Brexit(英国のEU離脱)後の不確実性と株式市場と債券市場の相反するシグナル
有限責任監査法人トーマツ
マネジャー
祖父江 康宏

Brexitを問う英国の国民投票が実施された6月23日(日本時間では6月24日)後の金融市場は激しい混乱に見舞われましたが、足許では、VIX(Volatility Index)指数が12.82(本稿執筆時の最新データである7月14日時点)まで低下し、米国株(ダウ工業株30種平均)が1年2ヵ月ぶりに最高値を更新するなど、株式市場は、次第に落ち着きを取り戻しつつあるようにうかがえます。

<<その一方で低下基調が続いている長期金利に関するグラフと詳細資料有り>>

〔PDF, 388KB〕

海外リスクに関するトピックス

◆新興国ビジネスリクシーズ(6)~インドネシア~
有限責任監査法人トーマツ
ディレクター
茂木 寿

インドネシアは日本の約5倍の面積を持つ島嶼国(とうしょこく)で、人口は約2億5,756万人(世界第4位)で、面積、人口、更には経済規模もASEAN諸国最大となっています。

<<近年においては安定的な経済成長を堅持しており、投資環境も良好で、2015年10月現在の日本企業の進出実績は1,697社に達しているインドネシアにおけるビジネスリスクにおけるビジネスリスクに関する詳細資料有り>>

〔PDF, 346KB〕

FinTech

◆ブロックチェーンの欧米当局等の動き
有限責任監査法人トーマツ
シニアマネジャー
森 剛敏

カナダ銀行(カナダの中央銀行)は、ブロックチェーンを活用した技術を基に、新しいデジタル通貨の試験運用を検討中です。
この通貨はCad-Coinと名付けられ、カナダ銀行にある特別な預金口座(金融機関のみが利用可能)を用い、現金を担保として預託することでCad-Coinを取得します。
このCad-Coinは、他の参加者である金融機関の口座にも振込むことが出来る見込みです。

<<ブロックチェーン関する当局等の動きに関する詳細資料有り>>

〔PDF, 325KB〕

講演情報

【外部講演】

◆日本金融監査協会主催セミナーでの講演(2016年8月2日:東京)
当セミナーは、“監査の実践”をテーマにしており、ディレクターの後藤茂之が“コンダクトリスク”のタイトルで講演します。



【講演報告】

◆《特別企画》日本金融監査協会主催セミナーでの講演(2016年6月28日:東京)
当セミナーでは、“リスクアペタイト・フレームワークとストレテスト最前線 -「動的な監督」に対応した「動的な経営」の実践-”をテーマに、金融機関におけるRAFやストレステストの活用の最新状況を議論しました。
具体的には、センター長の大山剛が“リスクアペタイト・フレームワーク最前線”、シニアマネジャーの岩井浩一が“RAFとストレステストに係る内外当局動向”、シニアマネジャーの佐藤隆行が“ストレステスト最前線”のタイトルで講演しました。


◆デロイト トーマツ金融ビジネスセミナー(2016年7月7日:東京)
デロイト トーマツが主催する「デロイト トーマツ金融ビジネスセミナー」で、センター長の大山剛が“グローバル金融規制を読み解くための9つのトレンド”、ディレクターの後藤茂之が“ニューノーマルと保険ERMの挑戦”のタイトルで講演しました。

寄稿情報

◆Global Operational Risk Review 2016/17(2016年10月8日:Euromoney)
IMF・世界銀行グループの年次合会において発表される「Euromoney Global Operational Risk Review2016/17」にセンター長の大山剛が“Operational risk management challenges facing Japanese banks – Stark differences in operational risk profiles between Japanese and other large banks”のタイトルで寄稿します。

 

その他の活動

◆“マクロ的視点から見る、Brexit(英国のEU離脱)の影響”をWebで配信
リスク管理戦略センターでは、マクロ的視点から見た際のBrexitの影響やそのポイントについて、デロイト トーマツ グループBrexit特設サイトにて適宜配信をおこなっております。

>>デロイト トーマツ グループBrexit特設サイト 

リスクインテリジェンス メールマガジン

グローバルな視点からみた、企業経営上の様々なリスクをチェックするリスクインテリジェンス メールマガジンでは、毎月、過去一ヶ月間に起きた事象を振り返りながら、事業リスクという視点から、多くの金融機関や事業法人が留意すべき特徴点を炙り出します。同時に、様々なリスク管理や金融規制上のトピックに関し、デロイト トーマツ グループの一員である有限責任監査法人トーマツ リスク管理戦略センターが考える意見も発信していきます。

 

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