最新動向/市場予測

Secular Stagnation観測の後退?

リスクインテリジェンス メールマガジン Vol.3 (2015年6月)

マクロ経済金融に係るリスクの概観と金融規制の動向に係る概観について、留意すべき特徴点を炙り出すと同時に、有限責任監査法人トーマツ リスク管理戦略センターが考える意見も発信いたします。『リスクインテリジェンス メールマガジン(グローバル・リスク・ウォッチ)Vol.3』(2015年6月)

マクロ経済金融に係るリスクの概観(トレンド&トピックス)

◆Secular Stagnation観測の後退?
有限責任監査法人 トーマツ リスク管理戦略センター長 / パートナー 大山 剛

先月号では、これまで世界の債券と株式という2つの市場の過熱を支えてきた二つの前提条件、すなわち、(1)世界経済を単独で引っ張っていけるほど強い米国経済、及び(2)当分の間続きそうな欧州、日本におけるディスインフレやその結果としての量的緩和、が共に揺らぎ始め、結果として、両資産市場も動揺し始めたことを指摘しました。

<<最近一ヶ月の動きやその特徴に関する詳細資料有り>>

〔PDF, 193KB〕

金融規制の動向に係る概観(トレンド&トピックス)

◆邦銀経営にとって重要な規制改革が目白押し
有限責任監査法人 トーマツ シニアマネジャー 岩井 浩一

今月は今後の邦銀経営にとって重要な動きが幾つもありました。最大の注目点は、バーゼル銀行監督委員会(BCBS:Basel Committee on Banking Supervision)が公表した銀行勘定の金利リスク(IRRBB:Interest Rate Risk in the Banking Book)の市中協議文書(CP:Consultation Paper)です。今回のCPでは、これまで利用されてきた第二の柱によるアプローチ(二柱案)と第一の柱によるアプローチ(一柱案)の両論併記となりました。邦銀が最も恐れていたのは、一柱案だけが提案されることであったので、最悪の事態は回避できたわけですが、余り安心はできません。今後の検討次第では、一柱案が選択される可能性があります。更に、今回提案された二柱案において、一柱案に基づいてリスクを計測し、その内容を開示することが求められているほか、所謂「アウトライヤー規制」を強化する内容も含まれています。このように、今回の提案内容は、現行制度に比べれば、(国際的に活動する)銀行にとって様々な負担をもたらす可能性が高いといえます。

<<その他3つの規制動向に関する詳細資料有り>>

〔PDF, 199KB〕

外部講演等

◆日本金融監査協会主催「グローバル動向を踏まえたリスクアペタイト・フレームワークの実践とストレステストの高度化」セミナーでの講演(6月25日) ※外部Web

2015年6月25日に、日本金融監査協会が主催する「グローバル動向を踏まえたリスクアペタイト・フレームワークの実践とストレステストの高度化」セミナーが開催されます。本セミナーに当法人から、センター長大山剛、ディレクター後藤茂之、シニアマネジャー岩井浩一、マネジャー佐藤隆行、シニアスタッフ祖父江康宏が、スピーカーとして参加します。

>>過去の講演実績はコチラ<<

リスクインテリジェンス メールマガジン

グローバルな視点からみた、企業経営上の様々なリスクをチェックするリスクインテリジェンス メールマガジンでは、毎月、過去一ヶ月間に起きた事象を振り返りながら、事業リスクという視点から、多くの金融機関や事業法人が留意すべき特徴点を炙り出します。同時に、様々なリスク管理や金融規制上のトピックに関し、デロイト トーマツ グループの一員である有限責任監査法人トーマツ リスク管理戦略センターが考える意見も発信していきます。

 

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