調査レポート

デジタルイノベーションを監督する

Directors’ Alert 2018: 成功に結びつけよ – 第二章

組織の評価を守り、向上させることは取締役会の重要な責務のひとつです。デロイトのグローバルビジネスリーダーとグローバル規模の一流企業の取締役へのインタビューを交え、取締役会が組織の評価を守り、向上させるための戦略について考察します。

< Directors’ Alert 2018の紹介記事 >

第一章 - CEOの後継者計画でのミッシングリンク
第二章 - デジタルイノベーションを監督する
第三章 - 戦略とリスクアペタイトの結びつきを強める

第二章「デジタルイノベーションを監督する:取締役会はどうすれば後れを取らないか」概要

デジタルイノベーションは多くの企業に成長をもたらしますが、最新のイノベーションに精通していないかもしれない取締役会が監督しなければならないというリスクを抱えることにもなります。デジタルという領域について取締役会は、自らの知識と能力を常にアップデートすることが求められます。

企業は、デジタルテクノロジーによりもたらされるビジネスプロセスやビジネスモデルの変革などのデジタルイノベーションを活用して主体的に変化していくこともあれば、その影響により変化を余儀なくされることもあります。デジタルイノベーションに成功していると評価される企業は、経済的なメリットだけでなく、顧客からの支持を獲得し、逼迫する優秀な技術系人材を引きつける魅力をも備えることにもなります。

Think Digitally : デジタル的に考える 

デジタル時代の監督に際しては、取締役会が「Think Digitally:デジタル的に考える」能力を身につける必要があります。企業に重要なデジタルテクノロジーに着目し、考え方を変えるべきです。取締役会は自社のデジタルへの変革の取組みの目標が、既存のビジネスの改善にとどまらず、飛躍的な変化を志す点にあることを理解すべきです。また、プロダクトではなく新しいビジネスモデルを生み出すことを意識すべきです。取締役会は自社のデジタルへの変革の取組みを、長期的な視点と短期的な視点を適宜使い分け、より多くの人や組織とより迅速に協働するオープンな開発プラットフォームを構築することを心がけるべきです。さらに取締役会はデジタルイノベーション自体への理解を深め、それにあった監督手法を実行する必要があります。
 

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Directors’ Alert 2018について

「Directors’ Alert 2018: 成功に結びつけよ」では、取締役会の責務として最も重要でありながら、同時に実現が難しい「自社の評価を守り、高める」ための実行可能な効果的施策を紹介します。第一章では“CEOの承継と企業文化”、第二章では“デジタルイノベーションについての取締役会による監督”、第三章では“戦略とリスクアペタイトの監督”を紹介します。過去のDirectors’ Alert同様、今回も各トピックについて、デロイトのグローバルビジネスリーダーや一流企業の取締役にインタビューを実施し、今日、取締役会が直面している課題や機会について論じています。

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