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ESG・統合報告に関する最新動向(2018年10月)

デロイト グローバルで発信する総合ナレッジサイト「IAS Plus」の「Sustainability reporting and integrated reporting(サステナビリティ・統合報告)」に掲載された主な記事をご紹介します。

【WBCSD】2018年版年次レビューを公表

2018年10月23日、持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)がReporting matters(WBCSDメンバー企業のサステナビリティ報告書および統合報告書の年次レビュー)を公表しました。今年の報告書では、別途調査レポートで深掘りした3つの領域(気候変動、水、人権)を通じて、企業がどのように報告と意思決定を結び付けているかを示そうとしています。

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Recent sustainability and integrated reporting developments(IASPlus・英語)

【SSEイニシアティブ】2つの報告書の公表とIFCとの協働

2018年10月、国連の持続可能な証券取引所(SSE)イニシアティブは、証券規制当局がどのようにSDGsを促すことができるかに焦点を当てた報告書(「How securities regulators can support the Sustainable Development Goals – A sharing of experiences」)を公表しました。当該報告書では、19の証券取引所の35事例を用いて、最近の世界動向を説明しています。SSEイニシアティブが隔年で公表しているもうひとつの報告書(「2018 Report on progress – A paper prepared for the Sustainable Stock Exchanges 2018 Global Dialogue」)では、証券取引所による持続可能な活動が急増している状況が示されました。

SSEイニシアティブの活動としては、2018年10月23日に、世界銀行グループのメンバーである国際金融公社(IFC)とともに新興市場におけるESG基準の改善を手掛ける協働をはじめました。

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【CDSB】インドのサステナビリティ課題への対応に関するレポートを公表

2018年10月11日、CDSB(Climate Disclosure Standards) は、インドがどのようにサステナビリティ課題に対応しているかについての報告書(「The Reporting Exchange – Sustainability reporting landscape in India」)を公表しました。この報告書ではインドのサステナビリティ報告実務を中国とOECD諸国のものと比較しています。

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【GRI】企業向けの新しい実務ガイドの公表と報告基準の改訂

GRI(Global Reporting Initiative)と国連グローバル・コンパクトは、「Integrating the SDGs into Corporate Reporting: A Practical Guide」を公表しました。この実務ガイドは、活動・報告する上でのSDGの目標の優先順位付け、関連する事業目的の設定、進捗状況を測定・報告する際に、すべての規模の企業が利用できるものです。SDGsを既存の事業や報告プロセスへ組み込むプロセスを3つのステップで説明し、事業におけるSDGsへのインパクトの報告や、関連するステークホルダーの情報ニーズを取り扱っています。また、この実務ガイドは国連の「ビジネスと人権に関する指導原則(UN Guiding Principles on Business and Human Rights)」とGRIスタンダードに沿ったアプローチをとっています。

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【IIRC】新しい議長を発表

国際統合報告評議会(IIRC)は、IIRCの議長にDominic Barton氏を任命したことを公表しました。

Barton氏はマッキンゼー・アンド・カンパニーのシニア・パートナーで、2009年から2018年まではグローバル・マネージング・パートナーでした。

前議長のマービン・キング博士は、IIRCの名誉議長として、そしてコーポレートガバナンスの領域における世界のリーダーとして、今後も統合報告のグローバルな支持者であることに変わりはありません。

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【FRC】気候変動および従業員の情報に関する新しいプロジェクト

英国財務報告評議会(FRC)の財務報告ラボは、気候変動および従業員の情報に関する新しいプロジェクトへの参加を機関投資家および企業に呼び掛けています。当該プロジェクトでは、ラボが前に公表した報告書で明示された、ビジネスモデルの報告、リスクおよび実行可能性、業績指標に関する提言が、気候変動および従業員に関する企業の報告に適用されているかを検討する予定です。

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【TCFD】TCFD Knowledge Hubの2つの新しいセクション

TCFD Knowledge Hubは、事例(case studies)とイベント(upcoming events)の2つの新しいセクションの提供を始めました。TCFD Knowledge Hubでは、企業が気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)で必要なナレッジすべてを一カ所で入手できるようにしています。

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