情報ガバナンスを推進するペーパースキャン

現在、テレワークの導入やDX推進のため多くの企業でペーパーレス化が推進されています。また、文書に関する法改正により電子保存の要件を緩和する流れもあります。ですが、電子化のためのルールの欠如や不徹底により、ペーパレス化が進まない企業も少なくはありません。この状況が続くと、文書情報管理が複雑化して業務負荷の増大が危惧されるほか、紙文書と電子文書が混在しているために必要な証跡が即座に探し出せない、情報が重複する、紙文書と電子文書の管理・廃棄の煩雑さといった状況がうまれ、内部統制上の問題にもなりかねません。このため、早急に電子文書を基本とした情報ガバナンスの構築・高度化の取り組みを進める必要があります。 

デロイト トーマツが提供するサービスの特徴

ファシリティ
入退出管理や監視カメラ等により、高セキュリティな環境で電子化作業を実施

オンサイトスキャン
機密性の高い文書など持ち出し不可の紙文書に対し、全国どこでもスキャナ等の機材を持ち込み、現地でスキャン対応

キャパシティ
スキャン専用の作業スペースと人員を確保し、スキャン対象のボリュームや納期に合わせたスキャンライン編成が可能

M&A/デューデリジェンス（DD）対応
高度な情報管理が求められるDDにおいて、安全な情報共有を実現するバーチャルデータルーム（VDR）の活用を想定した紙文書の電子化が可能

海外当局対応
通常のスキャン作業と異なり、海外当局対応などで使用するReviewシステムにアップロードすることを前提としたスキャンデータの提供が可能

タレント
保管状況の整理およびログの取得や電子化プロジェクトの経験が豊富な専門チームをアサイン可能

段階的アプローチによる情報ガバナンス構築・高度化を支援

デロイト トーマツでは、情報ガバナンスを見据えたペーパースキャンサービスを実施することで、企業が大量に抱える情報の可視化を実現するだけでなく、安全な環境でデータを管理しながら、有事を見据えた文書ライフサイクル構築や情報ガバナンス実現を総合的に支援する体制を整えています。

重要なお客様の情報資産を情報ガバナンスフレームワークにもとづき整備します。情報を適切に管理、運用することで、内部統制の強化につなげるだけでなく、インシデントが発生しても必要最小限のコストで初動対応を実現できます。